ソウル=貝瀬秋彦
2015年7月1日03時22分
朝鮮王朝が江戸時代に日本に送った外交使節団「朝鮮通信使」が繰り広げた善隣外交に光を当てる催しが30日、韓国国会の憲政記念館で開かれ、国会議員や有識者、通信使の子孫、在韓日本大使館の関係者ら約230人が参加した。
「朝鮮通信使 善隣外交の再照明」と題された催しは、韓日議員連盟朝鮮通信使委員会と東西大学日本研究センターが主催。あいさつに立った韓日議員連盟の徐清源(ソチョンウォン)会長は通信使の歴史を引きながら、「私も両国関係の正常化のために努力したい」と述べ、別所浩郎・駐韓日本大使も「これからの日韓関係をお互いにどのように見つめ、どのように歩んでいくのかをいま一度、考える時間にしたい」と話した。
鄭在貞(チョンジェジョン)ソウル市立大教授が通信使の歴史と意義について講演した後、記録映画「江戸時代の朝鮮通信使」が上映された。在日コリアンの在野の研究者で、朝鮮通信使の存在を広めた故辛基秀(シンギス)さんが1979年に完成させた作品で、娘の辛理華(シンリカ)さんが日韓で上映活動を続けている。(ソウル=貝瀬秋彦)
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