総務省が1日発表した住民基本台帳に基づく1月1日時点の人口動態調査によると、国内の日本人の総人口は1億2616万3576人で6年連続の減少となった。14年の出生数は100万3554人で調査開始以来、過去最少。高齢化が進んでいるのに加え、東京圏への人口流入が止まらず、特に町村部の人口減少が著しい。政府は「地方創生」を打ち出すが、地方の活力は引き続き低下傾向にある。
日本人の総人口は前年に比べ約27万人減少した。減少幅は1968年の現行の調査開始以来、最大となった。高齢化で死亡者数の増加が止まらず、自然減が26万6757人と7年連続で拡大した。
総人口