朝は5分でも10分でも長く寝たい…誰もがそう思うはず。
とはいえ「朝ごはんには健康で美味しい味噌汁が飲みたい!」そう願うのが日本人の性(さが)というもの。そんな忙しい朝には「味噌汁の素」、いわゆるインスタント味噌汁を多用している方がいらっしゃると思います。即席なら出汁を取る必要もなく、スグにできますからね。
そこで今回は、インスタント味噌汁さえも自作する、「自家製味噌汁の素」レシピを解説したいと思います。実は「味噌汁の素」は自宅で簡単に作ることができるんです! 自家製なら市販のものより塩分を控えめにできますし、味も自分好みに調整できます。加えてちょっとした節約にもなるので、時間のある週末にまとめて作り置きしておくといいかもしれません。
●絶品&具沢山!カラダの中からキレイになれる自家製味噌汁の素レシピ
【材 料】1人分(作りやすい分量・約12個分)
<味噌汁の素>
- 干しエビ(桜エビ、網エビなど) 大さじ1
- とろろ昆布 5g
- 炒りゴマ 大さじ1
- 削り節 2g
- 乾燥ほうれん草 7g
- 乾燥人参 10g
- 乾燥ねぎ 2g
- 乾燥めかぶ 3g
- ゆば 適宜
- お好みの味噌 約200g
【味噌汁の素の作り方】
1、とろろ昆布をキッチンバサミで細かく切る。
2、味噌以外の全ての材料をボウルに入れてよく混ぜる
3、湯葉は手で細かく潰す。
4、全体が良く混ざればOK!お好みの味噌を用意します。
5、味噌と混ぜた具材を合わせ、手でよく混ぜます。
6、ラップを広げ、5)を大さじ1ずつ載せて丸めれば完成!瓶などお気に入りの容器にまとめて入れ冷蔵庫で保管します。
【お味噌汁の作り方】
お椀に自家製味噌汁の素をひとつ入れ、お湯約200~250mlを注いでかき混ぜ、味噌が完全に溶ければ完成!お湯の量はお好みで調整して下さい。
焼き魚などと一緒に食卓へ。日本人で良かった!と思える朝ごはんが完成です。
自家製味噌汁の素さえあれば、どんなに忙しい朝でも美味しい味噌汁がすぐに作れちゃいます。市販の味噌汁の素に比べて塩分量が少なくて済むのも魅力的!
美味しさの秘密は具材に使った様々な「旨み食材」。かつお節、干しエビ、とろろ昆布、めかぶから出る旨み成分とお野菜から出るエキスが合わさることで奥深いお出汁が即座に完成します。キノコや大根など、冷蔵庫に残っている生野菜を加えてももちろんOK!
お味噌はお好みのもので構いませんが、春夏は合わせみそや米味噌など比較的さっぱりとした味わいのものが舌によく合います。逆に肌寒い秋冬には少し濃いめの赤味噌や八丁味噌がおススメです。
乾燥野菜も今はたくさん種類があるので是非いろんな種類で試してみてくださいね!
ちなみに私は岡山の乾燥野菜専門SHOP「乾物八百屋」シリーズを愛用中。お野菜の味が濃くてとても美味しいく、添加物フリーなのが嬉しいです。
(参考URL http://daikifoods.com/?page_id=24)
具だくさんのお味噌汁で栄養満点、カラダの中からキレイ&健康に!
美味しい時短料理で、10分の朝寝坊を叶えましょう!
インナービューティー研究家・フードコーディネーター
國塩亜矢子(くにしおあやこ)
1980年、神戸市出身。大学卒業後、広告企画営業職などを経験し、結婚後は食の世界へ転身。
現在は「働く女性・頑張るママの元気とキレイを応援したい」「正しく楽しく食べてキレイ&健康に!」 という想いのもと、「インナービューティー」を軸とした自宅での少人数制レッスン、 セミナー講師・メディアでのコラム執筆・レシピ開発等の仕事を通じ、「正しい食のあり方」×「美」についてのエッセンスを伝えている。 また、フードコーディネーターとして雑誌・販促物などの制作にも携わる。
2014年出産。現在は1児の母として、離乳食レシピ、マタニティ・授乳ママレシピ、妊活レシピの開発にも積極的に取り組み、女性のライフステージごとに関わる「食」の大切さを幅広く発信中。
女子栄養大学認定・食生活指導士1級
日本野菜ソムリエ協会認定・べジフルビューティーアドバイザー、調味料ジュニアマイスター
★ブログ:「旬食美人学~Let's enjoy meals & beauty !~」
★HP:「旬食美人学」
http://syunsyokubijingaku.jimdo.com/
(編集:フードクリエイティブファクトリー http://foodcreativefactory.com/)