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印で規制厳格化 日清食品子会社の麺回収へ
7月1日 8時36分

インドでは外資系の食品メーカーの即席麺から基準を超える鉛が検出されたことをきっかけに当局が規制を厳格化し、日本の大手食品メーカー「日清食品」の子会社が20年以上販売してきた即席麺の回収を要請されるなど、影響が広がっています。
インドでは先月、スイスの食品メーカー「ネスレ」の即席麺から基準を超える量の鉛が検出されたと食品安全当局が発表し、食品の安全性に懸念が広がっています。こうしたなか、日清食品のインドの子会社は1日までに、インドで製造販売している主力製品の即席麺を食品安全当局の要請を受けて回収すると発表しました。
会社の説明によりますと、この即席麺は24年前から販売されてきましたが、4年前に導入された品質を巡る規制に基づいた製造販売の許可が得られていないため、回収を要請されたということです。当局はこれまで規制の導入以前から流通していた日清の即席麺などは許可がなくても販売を認めてきましたが、今回の問題を受け、突如、4年前の規制を厳格に適用する方針を示しました。日清は今回の回収について、「速やかに許可を得て、これまでと同様に安全で手ごろな製品を届けたい」とコメントしています。
インドは即席麺の消費量が日本に次いで世界で4番目に多く、多くの外資系企業が進出していて、日清以外のメーカーも回収を決めるなど影響が広がっています。

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