Apple Musicが2015年7月1日によりサービス開始。iPhoneやパソコンで定額制で音楽聴き放題になりました。1か月の料金は980円から。使い方などを紹介します。
Last update 2015-07-01 07:19
Appleの音楽聴き放題サービス、Apple Musicが開始されました。
3ヶ月無料トライアルで3ヶ月間無料で音楽聴き放題です。
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Appleが公開している定額制の音楽聴き放題サービスです。
iTunes Storeで公開されている数百万曲を月々980円で、無制限に聞くことが出来るサービスです。
音楽だけでなく、ミュージックビデオなども再生可能。
また、世界中のラジオを無料で聞くことも出来ます。
最初の3ヶ月間は無料で使用できるので、気軽に始めることが出来ます。
私も申し込んでみたのですが、2015年7月1日現在は、iTunesにある曲が全て対応しているわけではないようで、検索してもヒットしないアーチストや曲もありましたが、聞きたい曲はかなりの確率で無料で聞くことが出来ました。
Apple Musicを使用するには、iOSを最新の8.4以降にアップグレードしないといけません。
また、iOS8.4にするとミュージックプレーヤーも新しく生まれ変わります。
「ミュージック」がこのような白いアイコンであれば、iOS8.4以降になります。
このように赤いアイコンの場合は、まだiOS8.4未満になります。
この場合、iOSをアップグレードすることでApple Musicを使用することが出来ます。
アップグレードの方法は、このページの後半で紹介します。
まだApple Musicを使用したことがなければ、このような画面になります。
「3ヶ月無料トライアルメンバーシップを開始」をタップすると、3ヶ月間無料でApple Musicを使用することが出来ます。
もし、今までどおりiPhone内の音楽を再生させたい場合は、「マイミュージックへアクセス」をタップしてください。
プラン選択画面になります。
家族全員でそれぞれのApple IDでApple Musicを使用したい場合は、「ファミリー」の方がお得です。
個人で使用する場合は、1ヶ月980円で使用することが出来ます。
なお、3ヶ月が経過したあとも解約しないままでいると、料金が発生するので注意。
iTunes Storeにサインインします。
指紋認証かパスワードを入力します。
iOS8.4にアップグレードしたあとだと、このようなiTunes 使用許諾契約書が更新されました。という警告が表示されるので、「OK」をタップしてください。
※場合によって表示されない可能性があります
iTunes Storeの利用条件とアップルのプライバシーポリシーが表示されるので、目を通したら右下の「同意する」をタップします。
料金が表示されるので、「購入する」をタップします。
なお、3ヶ月無料トライアルメンバーシップ期間内は無料で使用できます。
新しいミュージックアプリが起動しました。
だいぶ様変わりしてしまいましたね。
どちらかと言うとApple Musicを使うためのアプリっぽくなってしまいました。
ではさっそくApple Musicの音楽聴き放題サービスを使ってみましょう。
他の「Radio」や「For You」などは後で紹介します。
右上にある虫眼鏡をタップします。
検索欄に検索したい曲やアーチストを入力します。
「Apple Music」の方をタップしておきます。
すると、Apple Musicで見つかった候補の曲やアーチストが表示されます。
アーチストで見つかったダフト・パンクをタプすると、人気曲やアルバム一覧が表示されました。
黒を貴重としたデザインで、少しAndroidに似ていますね。
アルバムのDiscovery - ダフト・パンクを開くと再生ボタンがあるので、タップすると再生が始まります。
再生中の曲名やコントロールは、画面下の方に表示されるようになりました。
なお、ミュージックビデオも見放題のようです。
残念ながら私の大好きな曲、Digital Love - Single - ダフト・パンクのミュージックビデオはありませんでした・・・。
基本的にはApple Musicは、ストリーミングと呼ばれるYouTubeと同じで、データをダウンロードしながら再生し、再生後はデータが破棄される方法で再生されます。そのため、インターネットに繋がった状態でないと聴くことが出来ないのですが、iPhone内に保存することも出来ます。
ダウンロードしたあとは、インターネットに接続しなくても自由に聞くことが出来ます。
ダウンロードするには、曲名などの右横にある「 ... 」の部分をタップします。
「オフラインで再生可能にする」をタップすると、ダウンロードが開始されます。
「ステーションを開始」は、音楽の再生。
ダウンロードしなくても「プレイリストに追加」や曲を購入する「iTunes Storeで表示」なども選択できます。
「マイミュージックに追加」は、おそらくダウンロードしていない状態でマイミュージックに追加する機能。
ダウンロードした曲を再生させるには、「プレイリスト」の「最近追加した項目」をタップするとリストに表示されているはずです。
ディスプレイの右下にある「My Music」をタップすると、今までどおりミュージックプレーヤーが表示されます。
Apple Musicの音楽を聞いている途中、スリープになっても音楽は再生され続けます。
ロック解除画面でコントロールも表示されます。
Apple Musicは、YouTubeと同じでストリーミングで再生されます。そのため、Wi-Fi以外で曲を再生させると、ものすごい量のパケットが発生します。
例えば一曲は、だいたい3MB程度なので、ドコモのパケット定額制サービスの「データSパック(小容量)」は、2GBで制限がかかるので、約666曲ほど聴くとパケット制限に達する可能性があります。
実際には同月にLINEで写真を送ったり、YouTubeを見たり、ゲームをダウンロードしたりするでしょうから、実際に聞ける曲はもっと少なくなる可能性があります。
そのため、できればWi-Fiを利用してダウンロードしておき、聞くときはオフラインで聞けるようにしておいたほうがいいでしょう。
Wi-Fiを利用するには、Wi-Fiとは iPhoneの設定編やソフトバンクWi-Fiスポットを使う設定、WiFiや無線LANを安く簡単に実現するにはなどを参考にしてください。
なお、Wi-Fiのみ、Apple Musicを再生させるには、
にある「モバイルデータ通信」を開き、下の方にある「ミュージック」をオフにしておくと、Wi-Fiに接続している時でないと、再生できないように出来ます。
ただし、「オフラインで再生可能にする」でダウンロードしたり、すでにiPhoneにある曲、そして、一度再生させた曲はここをオフにしても再生できます。
以前、iTunes Matchとは?で、似たようなAppleのサービスの「iTunes Match」を紹介しましたが、Apple Musicは別のサービスになります。
iTunes Matchは、すでにiPhoneやパソコンにある音楽をネット上に保存し、別のiPhoneやiPad、パソコンでも聴くことが出来るサービス。
Apple Musicは、iTunes Storeに登録されている曲を聴くことが出来るサービスになります。
iTunes Matchは、どちらかと言うと容量の少ないiPadで音楽を聞いたり、複数のパソコンを持っている場合にパソコン間で音楽データを同一にしておきたいときなどに使用します。
Apple Musicは、音楽好きで新しい曲やいろんな曲をたくさん聞きたい人に適しているサービスといえるでしょう。
以下では、iOS8.4以降の新しくなったミュージックに追加された機能を紹介します。
ディスプレイ下の「Radio」をタップすると、世界中のラジオを聴くことが出来るようです。
また、クラシックやJ-POPなど、有線放送のように流し続けることも可能なようです。
左下の「For You」は、好きなジャンルやアーチストを登録しておくと、自分の好みに合わせたまだ所有していない曲やアーチストを紹介してくれる機能。
丸の中にジャンルが記述されているので、好きなジャンルをタップします。すると、タップした丸が他のジャンルより一回り大きくなります。
特に好きなジャンルは2回タップすると、さらに大きな丸になりました。
逆に必要のないジャンルや興味のないジャンルは、丸をタップし続けると、削除することが出来ます。
ジャンルを選択し終わったら、ディスプレイの右上にある「次へ」をタップします。
今度は好きなアーチストをタップしていきます。
最低でも3つ指定しないといけないようです。
もし、アーチストが見つからない場合は、「他のアーティスト」をタップしてください。
特に好きなアーティストは、2回タップすることが出来ます。
「終了」をタップすると、設定終了。
なんか・・・全然心に響かないような選曲されていました・・・。
まだFor Youは開発途上のようです。
下までスクロールすると、iPhone内の曲やアルバムから判断されたまだ所有していないアーチストの曲やアルバムが表示されていました。
使い込んでいくと、「おぉ!」というような曲が表示されるようになるかもしれません。
Newは、iTunes Storeに登録された新曲や新しいアルバムが表示されます。
Apple Musicを使用するにはiOS8.4以降が必要です。以下では、iOS8.4のアップデートの方法を紹介します。
設定を開き、「一般」にある「ソフトウェアアップデート」をタップします。
アップデート可能だとこのような表示になるので、「ダウンロードとインストール」をタップします。
なお、最新のiOSの場合は、「お使いのソフトウェアは最新です。」という表示になっています。
この場合は、アップデートする必要はありません。
パスコード(ロックを解除するときに入力する4桁のパスワード)を入力します。
ダウンロードが完了すると「今すぐインストール」というボタンが表示されるので、ここをタップ。
しばらく待っているとiPhoneが再起動されます。
ロックを解除して、パスコードを入力します。
これでiOSが最新のものになりました。
なお、詳しいiOSのアップデートは、iOS8 アップデートを参考にしてください。
2015年7月1日現在、WindowsのiTunesではまだ、Apple Musicには対応していないようです。
iTunes 12.2で対応するっぽいです。
最終更新日 2015-07-01 07:19
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投稿日:2015-07-01
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