広州=延与光貞
2015年7月1日07時15分
中国で最難関とされる北京大学と清華大学の入学担当者が、大学入試「高考」で優秀な成績をとった受験生を奪い合ってネット上で大げんかを繰り広げ、「最高学府が何をしているのか」と庶民をあきれさせている。北京紙・京華時報などが伝えた。
中国では6月上旬の高考の成績に応じて、入学する大学が決まる。省によっては、上位の受験生が大学を選ぶ立場になるため、各大学は勧誘活動を繰り広げる。
報道によると、北京大の四川省担当者が6月28日、中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」で、「某大学は受験生に電話し、『北京大では君たちの希望はかなわない』などと言っている」と匿名で批判した。
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