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【自民党の報道圧力発言(2)】注意受けた大西氏、「民主主義社会の根本を否定する発言は一言もしてません」

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【自民党の報道圧力発言(2)】
注意受けた大西氏、「民主主義社会の根本を否定する発言は一言もしてません」

衆院本会議に臨む自民党の大西英男氏=30日午後、国会・衆院本会議場(酒巻俊介撮影)

 --批判するのは自由だと思うが、経団連を使って圧力をかけることに言及されているということは、言論弾圧をしようとしているのではないか。

 「そんなことはありませんね。例えば、みなさん、何でこうやって給料をもらってらっしゃるの? それは広告料でしょ。そして新聞は視聴料というか、購読料でしょ。ですから、そういう国民の信頼を得なきゃいけませんよね。だから、マスコミにきちっと正す。マスコミにしっかりその意義に基づいて、あるいは民主主義的な原点に返って、おやりになるんであれば、スポンサーも大事にしなきゃいけませんね。そして、視聴者も、あるいは購読者も大事にしなきゃいけないでしょ。それらの信頼を勝ち得ていかなきゃいけないじゃないですか。お互いですよ。私も政治家として選挙で選ばれてきているんですから。もうね、あなたたちの生まれる前。私は28歳から政治の世界に飛び込んでね。地方議会で40年余。そして国会にようやく66歳で当選しましたよ。そうしたなかで、私も信なくば立たず。私を支えてくれる、あるいは国民の信頼を得られなければ、われわれ政治家は働いていくことができないんですよ。私の事務所やブログを含めて、多くの人たちが頑張れと、よく言ってくれたと、そういう激励の声が多いですよ。そして皆さんね、ブログを見てください、私の。全部、今言ったことは書いてあります。昨日、今日じゃないんです。もうブログを書き続けて、毎晩、遅くまでかかって大変ですけどね。これだけは私は有権者への義務と責任だと思うから、書き続けていますから。その中に一言もそんな民主主義を冒涜(ぼうとく)するような言葉はないはずですよ。たまたま、あの発言の前日のブログには、沖縄のことについても私は触れていますよ。いま、沖縄のみなさんと悲しみを苦しみを共有しなきゃいけないんですよ。われわれ本土は」

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