写真・図版自民党による報道機関への圧力発言について、集会で反対の声を上げる沖縄タイムス東京支社報道部長の宮城栄作さん（左）。右端は琉球新報東京支社報道部長の島洋子さん、右から２人目は元ＮＨＫプロデューサーの永田浩三・武蔵大教授＝３０日午後、東京・永田町の参院議員会館、飯塚晋一撮影

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　自民党議員の勉強会で報道機関を威圧する発言が出た問題で、野党各党の議員が３０日、呼びかけ人となって緊急集会を国会内で開いた。「沖縄の二つの新聞社はつぶさなあかん」と発言した作家の百田尚樹氏や出席議員を批判した。沖縄タイムスと琉球新報の東京支社報道部長も出席した。

　沖縄タイムスの宮城栄作部長は「議員が安倍（晋三）首相の側近とされる人たちだと考えると、政権の底流にある本音があけすけになった」。琉球新報の島洋子部長も「政権の若手議員は、沖縄の人に失礼だ」と語った。

　共産党の山下芳生書記局長は「安倍首相は自民党総裁として国民と沖縄県民に謝罪しなければならない」と訴えた。民主党の枝野幸男幹事長、社民党の吉田忠智党首らも出席し、政権を批判した。

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