2015年7月1日01時05分
自民党の二階俊博総務会長は30日、討論番組に出演を決めていた複数の議員に対し、党幹部が出ないように指示した問題について、「かなり常識を超えている。私は『出るべきだ』と言った」と述べ、出演するか迷った議員に出るよう説得したことを明かした。国会内の記者会見で述べた。
複数の議員によると、27日未明放送のテレビ朝日の討論番組「朝まで生テレビ!」について、谷垣禎一幹事長に近い棚橋泰文幹事長代理が出演を決めた複数の議員に、出ないよう指示。結局、自民の議員は一人も出演しなかった。
二階氏は会見で「こんなことが繰り返されないよう注意していく」と強調。「私のところへ、(複数の議員が)党から『出演を遠慮しろ』と言われた事情を訴えに来た。『テレビ局と約束したのなら出るべきだ』と言っておいた」と説明した。その上で「本来、議員のテレビ出演は自由だ」と語った。
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