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●“東通”再稼動に「全社一丸」 (06/30 18:58)
 東北電力の原田宏哉新社長が就任後初めて東通村を訪れ、東通原発の再稼働について「全社をあげて進めていく」と強い意欲を示した。
 東北電力の原田社長は6月25日の就任後初めて東通村を訪れ、越善村長と会談した。
 東通原発は再稼働の前提となる国の適合審査を受けているが敷地内断層を巡る議論もあり、終了時期が見通せない状況。
 また非常用発電機の燃料タンクを地下に埋めるなどの安全対策工事に時間がかかるとみられるため、東北電力は再稼働の目標時期を「さ来年4月以降」に延期している。
 会談の中で越善村長は東通原発の一日も早い再稼働を要請した。
 原田社長は「全社をあげてしっかり進めていく」と強い意欲を示した。
 また原田社長は敷地内断層について原子力規制委員会の理解を得られるよう、説明や議論を尽くしていく考えを示した。



●割引券6割超 未使用 (06/30 18:56)
 弘前市のプレミアム商品券が1日で完売したため子育て世帯やお年寄りなどに送られた割引券が6割以上使われなかったことが分かり、市が今後の対応を検討している。
 弘前市のプレミアム商品券は1万円で購入すると2000円分がお得に使える商品券で、12万8000セット用意され、6月26日の販売初日に完売した。
 これをめぐり、弘前市などに合わせて1800件近い苦情が相次いでいる。
 これは弘前市が国の交付金を使い、子育て世帯やお年寄りなど3万9000世帯と4万人を対象にプレミアム商品券の割引券を送ったものの購入できなかった人が多かったため。
 市の調べで割引券を利用できなかったのは66%にのぼることが分かった。
 このため弘前市は結果的に使われなかった交付金、およそ9700万円をお年寄りなどのために活用できないか検討を始めた。
 弘前市は対応が決まり次第、発表する方針。



●新渡戸記念館 廃館 (06/30 18:54)
 十和田市の新渡戸記念館が耐震強度不足のため30日で廃館となり、貴重な資料の落ち着き先は見えないままとなっている。
 十和田市東三番町の新渡戸記念館では5月からボランティアの人たちが所蔵資料の整理と確認をしている。
 30日も6人のボランティアが三本木開拓の資料や新渡戸稲造の書籍などの状態を確認したり、ゴミやほこりを取り除いていた。
 記念館は市が行なった調査で耐震強度が不足しているとしてことし4月から休館しており、市議会が6月26日に廃止条例を可決した。
 市は30日で廃館にするが建物をすぐに取り壊すことはせず、将来的に資料を展示できる新しい施設を整備する意向を示している。
 ただ三本木開拓の歴史や新渡戸家三代の偉業を伝える8000点の貴重な資料の保管や展示方法は見えないままとなっている。
 新渡戸家側は30日市を相手取り、廃止条例の取り消しを求める行政訴訟を青森地方裁判所に起こした。
 訴えによると市が行ったコンクリート強度の調査は不十分で、新渡戸家が独自に入手した建設当時の設計図などから見ても耐震性は十分で、急いで廃止する根拠はないとしている。
 十和田市の西村雅博副市長は「資料の保管や展示方法に関する市と新渡戸家の協議に影響が出るのではないか」と話す。
 貴重な資料を市民共有の財産として次の世代に伝えていくための取り組みが求められる。



●ラベンダー 見ごろ (06/30 18:52)
 八戸市南郷の養蜂園でラベンダーが見ごろとなり、訪れた人たちがさわやかな香りを楽しんでいる。
 ラベンダーが見ごろを迎えているのは八戸市南郷中野にある「ひふみハニーファーム」。
 ハチミツを採るために10年ほど前から栽培を始めたもので、広さ40アールの畑には4種類・2000株のラベンダーが植えられている。
 ことしはいつのも年より1週間ほど早い6月20日頃から咲き始め、いまは香りが強く濃い紫色の「ハイデコート」などが見ごろとなっている。
 となりの畑では小ぶりで可愛らしい「夏りん蔵」という品種のヒマワリも咲き始め、訪れた人たちの目を楽しませている。
 ひふみハニーファームは入園料が大人200円で、ラベンダー20本とヒマワリ5本を摘み取ることができる。
 ラベンダーとヒマワリは7月中旬ごろまで楽しめるという。



●タンクローリー転落 (06/30 11:58)
 30日午前、青森市の県道でタンクローリーが道路脇に転落し、運転していた男性がケガをした。
 30日午前9時半頃、青森市野内の県道でタンクローリーが道路脇の5メートル下の林に転落した。
 この事故でタンクローリーを運転していた50歳代の男性が手などに軽いケガをした。
 タンクローリーはLPガスを運んでいるが、事故当時タンクは空だったという。
 現場は片側1車線の緩い右カーブで、青森警察署はタンクローリーがカーブを曲がりきれずに道路わきに転落したとみて事故の原因を詳しく調べている。



●夏のボーナス支給 (06/30 11:56)
 公務員に夏のボーナスが支給され、県職員1人あたりの平均支給額は68万円と9年ぶりに前の年を上回った。
 県職員の夏のボーナスは30日知事部局と警察、それに教育委員会の1万8061人に総額131億9300万円が支給された。
 知事部局の職員1人あたりの平均支給額は68万4021円となっている。
 去年より1万2053円、率にして1.8%多くなっており、夏のボーナスの支給額が前の年を上回るのは9年ぶり。
 特別職の支給額は知事が206万2480円、副知事が177万2190円などとなっている。



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