辺野古で発見の石、文化財と認定 沖縄県教委、移設に遅れも沖縄県教育委員会は30日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設先、名護市辺野古沿岸部の埋め立て予定地で見つかった石を、文化財の「碇石」であると認定したと発表した。名護市は発見場所周辺で詳細な調査をできるよう米軍側に求める方針で、認められれば、埋め立て作業に遅れが出る可能性がある。 碇石は、中世に琉球王国や中国が船舶の木製いかりの重りに用いた。名護市によると、発見場所は米軍キャンプ・シュワブの敷地内で、埋め立てに向けた調査などに当たる船を係留する仮設桟橋の設置予定地近く。 【共同通信】
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