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“給食から牛乳外す”正式決定 新潟・三条6月30日 22時06分
新潟県三条市は、ご飯に合わないことを理由に牛乳を学校の給食の「献立」から外し、時間帯をずらした「ドリンクタイム」で提供することを正式に決定しました。
コメどころの三条市は7年前から実施している「完全米飯給食」には、牛乳が合わないとして30日、学校関係者や保護者などが参加した委員会で、「献立」から牛乳を外す一方、新たに「ドリンクタイム」を設け提供自体は続けていく方針を示しました。また、「ドリンクタイム」の時間帯については、午前中の休み時間か授業の終わりに設け、難しい場合でも給食の時間から切り離して設定することも説明しました。
これについて、「学校給食の牛乳の文化を奪わないでほしい」とか「ドリンクタイムで牛乳だけ飲めるのか疑問」など反対意見が出ましたが、市側は、あくまでも「ご飯に合わないので一緒には提供できない」と理解を求めました。
このあと、三条市は臨時の教育委員会を開き、全会一致でこの方針を正式に決定しました。三条市教育総務課の笹川浩志課長は「まず経験をしてもらって、どういう反応になるのかということを注視していきたい。おおむね理解は得られると思う」と話していました。三条市は、夏休みが終わった2学期から献立から牛乳を外した給食を始めることにしています。
これについて、「学校給食の牛乳の文化を奪わないでほしい」とか「ドリンクタイムで牛乳だけ飲めるのか疑問」など反対意見が出ましたが、市側は、あくまでも「ご飯に合わないので一緒には提供できない」と理解を求めました。
このあと、三条市は臨時の教育委員会を開き、全会一致でこの方針を正式に決定しました。三条市教育総務課の笹川浩志課長は「まず経験をしてもらって、どういう反応になるのかということを注視していきたい。おおむね理解は得られると思う」と話していました。三条市は、夏休みが終わった2学期から献立から牛乳を外した給食を始めることにしています。