■ 新幹線で火災、発生直後の映像には何が・・・
東海道新幹線下り「のぞみ225号」の車内で、焼身自殺を図ったとみられる乗客の男が死亡しました。また煙を吸った50代の女性も死亡し、十数人が重軽傷を負ったということです。火災が起きたときの車内の様子はどうだったのでしょうか。
この映像は、「のぞみ225号」に乗車していたJNNの記者が撮影した2号車の車内です。火災が発生した隣の車両ですが、先が見通せないほど白煙が充満しています。 「1号車で炎が上がって、そのまま伏せたんですけど、2列目にいまして。その後ろにお母さんとお子さんがいて、あっ出てきた」(避難してきた乗客) 煙の中から出てきた女性の髪には、一部、燃えたような跡が見て取れます。 「(大丈夫ですか?何があった?)1号車の先頭でポリタンク1リットルをまるまる(中身を)まいて、そのまま体にその人が(自分で)かけて、それで火を放ちまして、後ろにガーッと広がって。(自分の体に火をまいたんですか?)はい、火をまいていました。(その人はどういう人?)身長は155センチくらいの小さめの男性。(日本人?)日本人の40歳くらいの男性の乗客」(避難してきた乗客) 「この子が誰かが火をつけたとか言ったから、自殺したのか、誰なのか分からない」(避難してきた乗客) また、映像を見る限り、車掌は備えつけの電話ではなく、携帯電話で外部と連絡をとっていますが、照明は点灯していることから、この時点では停電にはなっていない模様です。しかし、火災が起きた1号車は・・・ 「すごい煙が出ています。ここが1両目の車内です。車内はまだ熱いです。熱がこもっています」(記者) 火災があったとされる1号車の先頭付近には、白いカーテンのようなものが天井から幾つもぶら下がっているように見えます。 「本当に分からない。(火元が)1号車ということで、私も急行したのですけど、特には」(乗務員) (30日16:22)
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