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法華狼の日記

2015-06-30

[][]まるで成長していない百田尚樹と自民党の仲間たち

記事の日付を確認して、目を疑った。

ナウルなどを「くそ貧乏長屋」 百田氏、勉強会で発言:朝日新聞デジタル

自民党の勉強会「文化芸術懇話会」で、作家の百田尚樹氏が軍隊を持たないナウルバヌアツ、ツバルなどを名指しして「くそ貧乏長屋。とるものも何もない」などと述べていたことが、複数の出席者への取材で分かった。

1年前にも同じような発言をして、さんざん批判されたというのに。

きょうの潮流 2014年5月26日(月)

作家でNHK経営委員の百田尚樹氏が、軍隊を持たない南太平洋の島国を例に出して「くそ貧乏長屋で泥棒も入らない」とばかにしました▼小さく貧しい国だから軍隊がなくても心配いらない、というのでしょう。名指しされたバヌアツは「地球上で最も幸せな国」に選ばれたこともある穏やかな国。ツバルも、平和を愛する国とだけ国交をもつという方針を掲げています▼

自身は当時、ツイッターで下記のように反論していた。冗談とさえ表明すれば批判をかわせるつもりらしい。

このように思い違いしているのは、さらに1年前にもTVで同じ発言をして許されたためだろう。

そして冗談と表明するのは、本気と表明して批判した後でも可能なつもりらしい。


それにしても、すでに批判された表現をそのまま使ったことに対して、勉強会で自民党の政治家から批判は出なかったのだろうか。

もっとも、参加した自民党の議員からして、内外から批判されたばかりの主張を再開しているわけだが。

大西議員、報道機関を「懲らしめる気はある」 再び発言:朝日新聞デジタル

 自民党議員の勉強会「文化芸術懇話会」での発言について、党から厳重注意処分を受けた大西英男衆院議員(東京16区)は30日、国会内で記者団に「(発言に)問題があったとは思わない」と述べた。また、「(報道機関を)懲らしめようという気はある」と重ねて語った。

きっとこれらの人物は、美しい思い出ばかり持っているのだろう。

忘却によって過去は美化されるものだから。

ガラクタ童子ガラクタ童子 2015/07/01 00:17 こうした公人の発言に無制限の自由はありません。大西はただちに議員辞職に追い込まれるべきです。はい、これには報道や野党側からの圧力も必要です。自由を抑圧する自由は誰にもありません。世界でも舌禍事件で政治生命を絶たれた政治家はいくらでもいます。

あと大阪府知事の松井と次世代の党、「百田氏は民間人だから何を発言しようが自由」だと。自民党の勉強会の一員として発言して「民間人の発言」は通りません。そういうことはツイートやらブログやらで言えばよろしい。

またその発言も「他人の言論の自由を奪っていい自由を認めろ」という根本的に矛盾した論理なのですから、猛烈な批判に晒される覚悟くらい持つべきでしょう。
まあネトウヨが「韓国人を差別する俺たちを左翼が差別している」などという頭が「?」になりそうな発言をしたことと似たようなものなのですから、東京新聞への寄稿者が「ネトウヨ内閣」と評したのは見事なほど現状を言い当てていることになりますね。

    555    555 2015/07/01 00:20 「痛みを伴わない〇〇は身につかない」と唱えた深夜アニメがあったけど、その痛みは大西議員や百田氏にとって他者に被らせるものなのだろう。


注))〇〇にはいる言葉は鋼の錬金術師の“教訓”or黒執事の“経験”です。

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