(cache) サーチナ|なでしこジャパン、アジア勢唯一の「生き残り」!・・・連覇に向け期待高まる=中国メディア  



なでしこジャパン、アジア勢唯一の「生き残り」!・・・連覇に向け期待高まる=中国メディア


 サッカー女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会で、佐々木則夫監督率いるサッカー日本女子代表(なでしこジャパン)は日本時間28日、準々決勝でオーストラリアと対戦し、オーストラリアを1-0で下し、準決勝へ駒を進めた。W杯カナダ大会でベスト4がすべて出揃ったことについて、中国メディアの騰訊体育は「米国、ドイツ、イングランド、日本のどのチームが優勝するのか、注目が集まる」などと報じた。  なでしこジャパンとオーストラリアというアジアのチームが準々決勝で対戦したことについて、「アジア同士の対戦となったが、前大会の優勝国である日本は苦戦したものの、オーストラリアを下して準決勝に進出した」と紹介。中国もすでに米国に敗れて敗退しているため、「アジア勢として残ったのはなでしこジャパンだけ」と報じた。  なでしこジャパンはオーストラリア戦で得点を奪えないまま後半を迎え、試合終了間際の86分にコーナーキックからこぼれたボールを途中出場のFW岩渕真奈が押し込み、貴重な先制点を奪った。なでしこはこの1点を守りきり、準決勝への切符を手にした。  準決勝ではノルウェーやカナダを破って勝ち上がってきたイングランドとの対戦となることについて、中国の簡易投稿サイト・微博(ウェイボー)でのコメントを見てみると、「決勝には日本が進出するのではないか」と予想するコメントが多く見られたものの、開催国を破ったイングランドには勢いがあると指摘する意見があった。  中国中央電視台(CCTV)のスポーツチャンネル「CCTV5」が微博に開設しているアカウントには、「イングランドでは日本に勝つのは難しい」、「日本は強い。決勝はドイツ-日本戦となりそうだ。そしてドイツが優勝。」といった予想や、「今大会の開催国であるカナダを破ったイングランドこそ今大会のダークホースだ。日本も食われてしまうかも知れないぞ」といったコメントがあった。  準決勝のイングランド戦は日本時間の7月2日に行われる。なでしこジャパンのW杯連覇に向け、イングランド戦での勝利を期待したい。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)