Yahoo天気が大幅リニューアル。
以前のエントリ
の中で、個人的オススメ天気アプリに勝手に選出した「Yahoo天気」が、先日大幅にリニューアルした。
正直言うと、以前のYahoo天気は、iOS7以前の野暮ったさを残したデザインだったように思う。だが、今回のアップデートで随分と今風のモダンなアプリに生まれ変わった。それだけでなく、細かな機能の強化もされて、格段に使いやすくなった。
というわけで、今回は、Yahoo天気のなにがどう変わったのかを、簡単に書き記していこうと思う。
1.見た目が変わった。
まず、一番大きな変更点としてあげられるのは、アプリ自体の見た目が変わったことだ。アイコンはそのままなのだが、起動した時の画面は随分と変わった。
※旧Yahoo天気
※新Yahoo天気
デザインに関しては、人それぞれ好みがあるだろうから、どっちがいいと簡単には言えないが、より今風のフラットなデザインになったといえるだろう。逆に言えば、そっけなくなったともいえるが…
2.起動画面が変わった。
以前のYahoo天気だと、起動すると下記のような起動画面のまま各種情報を読み込んでいた。
だが、新Yahoo天気では、この起動画面の後に下記のような読み込み専用の画面が出るようになった。
とはいえ、そんなに長くこの画面が表示されているわけではないので、どうということはないのだが、とにかくそんな感じに変わった。
3.時間毎の予報が3時間から1時間毎に。
これまで、時間毎の予報は、3時間毎の予報しか見られなかったYahoo天気。この辺りが強化されて、新アプリでは1時間毎の天気、気温、降水量、湿度、風向きなどを確認できるようになった。
左右フリックで先の天気がアニメーションしながら出てくる様子は、結構愉快で遊び心がある。ここはなかなかナイスな変更点だと思う。
4.雨雲ズームレーダーが6時間先まで見られるようになった!
メイン画面下の「雨雲」をタップすると、雨雲ズームレーダーが見られるのだが、これが6時間先まで見られるようになった。ちなみに、従来は1時間先までだった。
※新しい雨雲ズームレーダー。下部のバーで6時間先までの雨雲を見られる。
正直、6時間先の雨雲の正確性はちょっとわからないが、この変更はかなり大きい。今回のアップデートの大きなウリの一つであると言えるだろう。
こういった機能は、他のアプリでも見られるものがあるのだが、なんといってもYahoo天気は無料なのだ。
たとえば、似たような機能を持ったアプリにアメミルというものがあるが、あれは1時間先までの降雨予報で、しかもそれは有料会員向けのサービスなのだ(アプリからツイートをすれば1日だけ無料になるが)。
翻ってYahoo天気のこのサービスは6時間先の降雨情報まで見られる。素直に凄いと思わざるを得ない。
5.雨雲接近通知が受け取れるようになった。
通知機能が強化され、雨雲が接近してきた時に通知を受け取れるようになった。これは、他のアプリではこの機能だけ単体で提供しているほどの機能であり、これも今回のアップデートのウリの一つといえる。
ちなみに、通知は従来の通知バナーやダイアログボックスが選べ、通知センターにも下記のように履歴が残るようになっている。
6.通知センターウィジェットが、雨雲ズームレーダーと統合された。
個人的に一番嬉しい変更だったのはこれ。
今まで、雨雲ズームレーダーを通知センターで見るために、Yahoo地図のウィジェットを使っていたのだが、今回のアップデートで雨雲ズームレーダーがYahoo天気のウィジェットで表示されるようになったため、Yahoo地図のウィジェットは必要なくなった。
ちなみに、実際に表示した時の感じは下記の画像のようになる。
このスクショを撮った時は、まったく雨が降っていない状態だったので真っ白な地図だが、雨天時はリアルタイムで雨が降っている様子が表示されるので、非常に便利だ。
この機能が提供されたことで、Yahoo天気はさらにオススメの天気アプリになったと言っても過言ではないだろう。
正直、これまでは消去法でYahoo天気を使っていた自分ではあるが、今回のアップデートで、本当に使えるアプリに進化したと言える。
今後も末永く使っていく事になりそうだ。