
この「窓ガラス用遮熱塗料」の中には「紫外線吸収剤」と「赤外線吸収剤」が入っています。「窓ガラス用遮熱塗料」がガラス表面(内側または外側)に塗られると、ガラス表面にこの「紫外線吸収剤」と「赤外線吸収剤」を内包した膜を作ります。
この膜で太陽からの日射に存在する「紫外線」と「赤外線」の一部がそれぞれ「吸収剤」に吸収されます。 そして、吸収された「紫外線」、「赤外線」は熱に変わります。
ですから、膜の温度は上昇し、その温度がガラスにも伝わり、窓ガラス全体が熱くなります。 何も加工していない未施工のガラスに比べて、「窓ガラス用遮熱塗料」を施工したガラスの温度が高くなるのは、こういう理由によります。
この高くなった熱は空気中に再放射されます。一部は室内へ、そして残りは室外へと放射されます。
室外に放射された熱量分が、何もしない場合よりも、その熱量が室内に入るのを防いでいる為、室内の温度上昇を抑制し、遮熱効果を持つというわけです。
一般的なUV吸収剤は低分子のものが使用されています。この低分子UV吸収剤は紫外線に当たると揮散してしまい機能の劣化が早いのが特徴です。「smart coat」は長年の研究の成果により、高分子化したUV吸収官能基を利用しています。高分子化することで揮散を無くし、耐候性・耐久性を格段に向上致しました。
太陽光の日射熱を効率的に遮断するには近赤外線領域の波長をコントロールする必要があります。弊社ではこの機能を有する複数の機能剤(赤外線吸収剤)を準備しており、お客様のご要望をお伺いしながら適切な商品を提案させて頂いています。
![他製品に比べ、窓ガラス用断熱塗料[スマートコート]は耐候性・耐久性に優れています](/contents/224/513/182.mime5)
上記Sio2の基盤(シロキサン結合)によりUV吸収剤と赤外線吸収剤を化学的に結合しています。 ですから塗膜全体としましても、硬度も高く(鉛筆硬度6H)、化学的にも安定した、かつ、ガラスとの密着性も高い耐候性・耐久性に優れた塗膜が形成されます。