宜野湾市議会:百田氏の普天間発言で「事実誤認」抗議決議
毎日新聞 2015年06月29日 20時29分
◇全会一致で可決 発言撤回と謝罪求める
米軍普天間飛行場を抱える沖縄県宜野湾市の市議会は29日、作家の百田尚樹氏が普天間飛行場の建設の経緯などについて事実と異なる発言をした問題を巡り、抗議決議案を全会一致で可決した。決議は百田氏に発言撤回と謝罪を求めている。
決議は百田氏の発言を「沖縄の歴史に対する無理解からくるもの」と指摘。そのうえで「事実と異なる表現であるばかりか、県内外の人々に誤解と不信を与えかねない。先祖伝来の土地を強制的に接収された地主の尊厳を傷つける発言で容認できない」とした。さらに「『沖縄2紙はつぶさないといけない』という発言は表現の自由を封じる言論で看過できない」と続けた。
自民党の若手議員の勉強会で、百田氏は「もともと普天間飛行場は田んぼの中にあった。商売になると基地の周りに人が住みだした」などと発言した。【佐藤敬一】