2015.01.21(水)
日産自動車の豊田です。
高速道路各社の充電インフラ整備状況、整備計画まとめ
として2014年1月にまとめたものを新しい発表があり次第追記をしてまいりましたが、記事公開より約1年経ってしまいましたので、改めてNEXCO各社の電気自動車(EV)充電インフラ整備状況をまとめてご紹介いたします。
と、その前に、全国の充電インフラに関する数値をおさらいしておきましょう。
急速充電器
2015年9月末には全国で約6,000基に増加見込み。
普通充電器
2016年3月末には11,000基になる見込みです。
これらの充電インフラの中には、電気自動車ユーザーの皆さまの身近な施設がたくさん含まれています。
たとえば
■高速道路
急速充電器 約300基
これは全国のサービスエリアとほぼ同数。ほぼ全国をカバーします。
■コンビニ
急速充電器 約1,000基
■旅館・ホテル/ゴルフ場
普通急速含め1,500基以上
JTBさんによる旅館・ホテル等:普通充電器設置 約1,500基
■自治体/道の駅、商業施設、観光施設 他
これらは、経済産業省の補助金と、自動車メーカー4社(トヨタさん、ホンダさん、三菱自動車さん、日産)の、オールジャパンのプロジェクトで実現されます。
参考記事:自動車メーカー4社、EV等の充電インフラ構築に向け新会社設立
という中で、NEXCO各社さんの整備状況をご案内します。
<NECO東日本>
2015年1月末時点で 関越道のSA/PAなど計18ヵ所に各1基ずつ急速充電器を設置。
今後、2015年春・夏に新たに64箇所のSA・PAに急速充電器を1基ずつ設置。
2015年夏には計84箇所84基の急速充電器が稼動予定。
<NEXCO中日本>
2015 年1月末時点で東名、新東名、中央道などの主要SAに計38ヵ所38基を設置済み。
2015年初夏までの整備計画として新たに45ヵ所51基の急速充電器を設置。
2015年初夏には計77ヵ所83基の急速充電器が稼動予定。
※ビジョンに基づく整備に伴い、6基の用途廃止を予定しているとのこと
なお、既設の急速充電器で利用頻度の高い
・東名高速道 海老名SA(上下)
・東名高速道 足柄SA(上下)
・中央道 談合坂SA(上下)
の6ヵ所については、それぞれ2基となる予定です。
<NEXCO西日本>
2015年2月までに計111ヵ所112基の急速充電器が稼動予定。
うち109箇所110箇所は2015年1月末までに稼動予定。
これらNEXCO各社の急速充電器は、これまで使い方が異なりましたが、日産リーフご利用の方であれば
日産ゼロ・エミッションサポートプログラム※「スタンダードプラン」のカードで使用可能になります。
※以下「ZESP」
NEXCO西日本さん管内の急速充電器については、ZESP「スタンダードプラン」ご加入の方は
月額3,000円(税別)の料金内で
何度でも
都度課金なく
ご利用いただけます。
(ライトプランの場合は都度課金となります)
日産ゼロ・エミッションサポートプログラム
日産リーフをご利用で高速道路をよくお使いになる方は、ぜひ日産ゼロ・エミッションサポートプログラムの「スタンダードプラン」をご利用ください。
(中古車等向けEVサポートプログラムについてはこちらをご確認ください。)
なお、上記NEXCO各社以外の高速道路(首都高速、阪神高速など)での充電方法・費用につきましては情報が入り次第追記のかたちでご案内いたします。いましばらくお待ちください。