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御嶽山 捜索再開に向け2度目の調査隊
6月30日 6時14分

御嶽山 捜索再開に向け2度目の調査隊
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戦後最悪の火山災害となった御嶽山の噴火で、今も行方不明となっている人たちの捜索再開に向け、長野県の災害対策本部は30日朝、再び調査隊を派遣し、山頂付近の状況の確認などを進めています。
去年9月の御嶽山の噴火では57人が死亡し、今も6人が行方不明となっています。長野県の災害対策本部は捜索再開を前に、今月10日、調査隊を派遣し、登山道や山頂付近の雪どけや火山灰の状況などを確認しましたが、十分把握できなかった部分があるとして、30日、再度、調査隊を派遣することになりました。
30日朝は午前5時ごろ、ふもとの長野県王滝村にある7合目の登山口に、警察や山小屋の関係者など調査隊のメンバー、およそ20人が集まり、黙とうをささげたあと、次々と御嶽山に向かいました。
今回は行方不明者がいるとみられる頂上北側の「一ノ池」周辺や、捜索隊の緊急時の避難場所に想定している山小屋の状況を詳しく確認するとともに、一部を補修することにしています。
また、このところの雨で雪どけや火山灰の状況にどのような変化があるかも調べるということです。
対策本部では2度の調査の結果を踏まえ、捜索の具体的な場所や方法を検討する「先遣隊」を派遣したうえで、梅雨明け後の来月下旬にも本格的な捜索を再開することにしています。

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