ホンダ(7267)は29日、女性管理職の積極登用や英語の社内公用語化を柱とする経営目標を発表した。2014年度実績で0.6%にとどまる国内の課長以上の女性管理職の比率を20年までに3倍の1.8%以上、25年までに9倍の5.4%以上に引き上げる。同時にグローバルで共有する資料や文書については20年をメドに原則英語で作成するようにする。
これまで海外向けの文書は、まず日本語で作成されたものを現地の日本人駐在員などが英語などに翻訳していた。英語を社内の共通言語とすることで、コミュニケーションを潤滑に進めることを目指す。今後は会議などでも、日本語を母国語にしない社員がいれば英語を使って行うようにする。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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