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【韓国乱闘国会】
(3)完 暴力がやんだ途端、機能不全(動画あり)
人として醜い
長々と隣国の実情を紹介してきたが、かつての日本でも乱闘国会は珍しくはなかった。特に昭和35年の安保国会までは、数多くのけが人を出してきた。さすがに、催涙弾やハンマーといった武器の使用例はないが、最近まで、国会職員に対する危険手当の一種として「乱闘手当」が支給されていたことは知る人ぞ知る話だ。
一言で「議論を尽くす」と言っても、それを達成することは極めて困難だ。異なる意見があれば、どちらかが降参するまで、延々と同じことの繰り返しに陥る可能性がある。だからこそ、妥協点を模索する知恵が求められるし、結論を出すためのルールも定められている。
少なくとも暴力に訴えるのは、人として醜い行為であることであるということは、お隣の国がわかりやすく教えてくれているのだが…。=おわり
動画(3) 新年度予算案をめぐる攻防(2010年12月、ユーチューブから)=(https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=wE8lFAKctkM)