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【韓国乱闘国会】
(1) 催涙弾まで飛び出す武闘派国会の実態 かつては人糞攻撃で内閣総辞職 (動画あり)
また、「野党議員が討論する人たちを窒息させようとした」とする英デーリー・メールの記事も伝えている。確かに動画を見ると、口元を押さえ、苦しそうにもがく人々の姿が映っている。もはや犯罪というレベルを超越し、戦闘行為と見紛うばかりの光景だ。
くさいものに蓋は許さない?
時代をさかのぼると、もっと強烈な事件が発生している。1966年の「国会汚物投擲事件」がそれだ。
肥料会社のサッカリン密輸事件に関して質問していた金斗漢という国会議員が突然、閣僚席にいた数人にアルミ缶につめた人糞を投げつけたものだから、これはひとたまりもない。閣僚たちは事件への関与が疑われており、「汚職」には「汚物」とばかりに蛮行に及んだといわれる。当然ながら、金氏は逮捕され、国会議員を辞職。ただ、当時の共和党内閣も総辞職を余儀なくされたというから、金氏の行為は文字通り、くさい物のふたを開ける効果はあったということか。
ただ、驚くのはまだ早い。韓国の乱闘国会では、よくぞここまでという武器も登場する。=(2)に続く。
乱闘国会動画その(1) 本会議中に催涙弾炸裂(2011年11月、ユーチューブより)=(http://www.youtube.com/watch?v=j9Bxx35VGAA)