病名がつくほどじゃないようなので、医学的には健常者と同じということになる
それでも耳が多少悪いのは事実で、妹もそうだし母親もそうなので遺伝的なものだと思う
まあ前述の通り病院に行っても難聴「気味」ぐらいにしか言われないんだけどね
音は聞こえるんだけど、それを分析する力が人よりも劣ってるって感じかな
聞き間違えがものすごく多い
生まれつきそうなもんだから、よく聞こえなかったとしても、それを自分で補完して解釈しようとする力はたぶん普通の人よりもある
「タバコを取って」が「うさぎを取って」に聞こえたことがあるんだけど、どう考えてもおかしいので、文脈から補完すれば目の前にあった「タバコ」だったことが判るというような感じ
こんな調子で、いちいち聞き返していると普通の会話が成り立たなくなるから、そこはできるだけなんとかしている
という話を、なんとなく上司にしたら、気合が足りないとかやる気がないから聞こえないんだと言われた
今までそんな風に言われたことがなかったので驚いた
コンプレックスと言うわけではないので傷つきはしないが、気合があれば聞こえない耳も聞こえると思うような人種が本当にいるんだなあと思って逆に感心してしまった
おそらく「音は聞こえている」のに「詳細は聞き取りにくい」というのが理解できないんだろうね
視力が悪いのと大して変わらない症状だと思うんだけど、そこまで理解できないものだろうか