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東京株、午後の下げ幅600円超 上海株また暴落の影響で今年最大

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東京株、午後の下げ幅600円超 上海株また暴落の影響で今年最大

 29日午後の東京株式市場で、下げ幅が縮小していた日経平均株価が午後2時近くになって、再び前週末終値比で600円を超える値下がりになった。ギリシャのデフォルト(債務不履行)危機を受けて、中国の上海総合指数が下げ率6%を超える大幅続落となり、東京市場にも影響が及んでいる。

 午後2時20分すぎの日経平均株価は608円安の2万0097円まで値下がりし、午前の安値だった516円安の2万0190円を大きく下回って、この日の安値を更新した。午前終値は、368円安まで下げ幅を縮小し、午後も2万0300円付近で値動きしていたが、じりじりと下げた。

 上海総合指数は前週末26日に一時下げ幅が8%を超え、終値も7.4%安の4192.87と暴落したが、この日も日本時間午後2時15分ごろ、下げ幅が前週末比で6.6%の3914.80となり、4000の大台を割り込む2営業日続けての暴落となった。アジア市場は東京、台湾、香港などでも軒並み2%台の下げ幅が続いている。

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