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      高畑勲監督 戦争体験を語る

      アニメーション映画、「火垂るの墓」などで知られる映画監督で岡山出身の高畑勲さんが「岡山空襲」から70年の29日市内で戦争経験などを語り、平和の大切さを訴えました。
      昭和20年6月29日の「岡山空襲」は市街地のおよそ6割が焼き尽くされ、1700人以上の犠牲が出たとされています。
      空襲からちょうど70年にあたる29日映画「火垂る墓」や「かぐや姫の物語」などで知られる映画監督、高畑勲さんが岡山市民会館を訪れ、「平和の重み」と題した講演を行いました。
      高畑さんは少年時代を岡山市で過ごし、9歳の時に岡山空襲に遭っていて、講演では、1歳年上の姉と一緒に寝巻き姿で家を飛び出して無我夢中で逃げたことや、多くの遺体を目の当たりにしたことなどを生々しく語り、「当時は震えが止まらなかった」と振り返りました。
      その上で、フランスの詩人の言葉を引用し、「君が戦争を欲しないならばつくろえ、平和を」と述べ、日本がこれからも平和国家として歩み続けていくことの大切さを訴えました。
      岡山市の男子中学生(14)は
      「改めて平和の大切さを感じました。私たちの世代も戦争を忘れずに生きていかないと思いました」と話していました。

      06月29日 19時13分