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【産経前ソウル支局長公判】
米国人ジャーナリスト・カーク氏の主な発言
産経新聞の加藤達也前ソウル支局長に対する29日の公判に出廷した米国人ジャーナリスト、ドナルド・カーク氏の主な発言は次の通り。
弁護側 外国特派員が韓国の主要メディアを引用する理由は
カーク氏 韓国メディアは幅広いニュース源があり、独自情報や新しい情報を持っている。外国特派員が報道に必要とする記事が掲載されているためだ。
弁護側 韓国の記者に比べ、外国特派員が取材で直面する難しさは何か
カーク氏 海外の記者が参加できない会見があったり、(政府幹部らがニュースの背景事情を説明する)ブリーフィングに入れないケースがある。
弁護側 外国特派員が、大統領の噂について事実かどうか大統領府に確認することはできるか
カーク氏 できない。まず不可能だ。
弁護側 記事が誹謗(ひぼう)中傷や名誉毀損(きそん)の目的で書かれたと思うか
カーク氏 明らかに違う。(韓国政府の)反応は行き過ぎだ。(起訴は)まったく不必要だ。