米国で核実験抗議船が進水式 広島被爆者ら出席【ユリーカ(米カリフォルニア州北部)共同】1958年に太平洋のマーシャル諸島(当時は米国を施政国とする国連信託統治領)での米国の核実験を阻止しようと、実験区域を目指した小型船ゴールデン・ルール号が修復され、20日、カリフォルニア州のハンボルト湾で進水式が行われた。退役軍人ら約400人が参加し反戦・反核への思いを新たにした。 13歳の時に広島で被爆した米国在住の笹森恵子さん(83)が進水式に先立ち「反核運動をした船がよみがえり、素晴らしい。広島と長崎の悲劇を繰り返さないで(ネバーアゲイン)」とスピーチで訴えると、参加者から「ネバーアゲイン」の合唱が起きた。 【共同通信】
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