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「たま」駅長 社葬でお別れ6月28日 17時51分
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和歌山県の和歌山電鉄で、猫の駅長として知られ、今月22日に死んだ「たま」の葬儀が、かつて勤務していた紀の川市の駅で行われ、国内外から集まった大勢のファンが、祈りをささげました。
今月22日に死んだ三毛猫の駅長「たま」は、平成19年に和歌山県紀の川市にある和歌山電鉄貴志川線の貴志駅の駅長に就任して人気を集め、廃線の危機に直面していた路線の存続に大きな役割を果たしました。
28日は、貴志駅で葬儀が行われ、たまの飼い主の女性のほか、和歌山電鉄の社長や、和歌山県の仁坂知事、それに、たまの部下で駅長代理の猫の「ニタマ」も参列しました。
駅舎に設けられた祭壇には、「たま」の遺影などが飾られ、駅長に任命した和歌山電鉄の小嶋光信社長が、「たま駅長は、経営に困っていた地方鉄道に光を当てた救世主だった。一緒に働けたことを誇りに思います」と述べ、「たま」を「名誉永久駅長」に任命しました。
辞令の書類には、「これからも和歌山電鉄をはじめ、世界の地域公共交通を守ってください」と記されていました。
また、仁坂知事は、「和歌山の知名度を上げ、観光客を増やし、何より県民の心に明るさと温かみを与えてくれました」と感謝のことばを述べました。
駅舎の外には献花台も設けられ、集まったファンが花束やキャットフード、それに、かつお節などを供えて祈りをささげていました。
和歌山電鉄によりますと、28日の葬儀には、国内外からおよそ3000人ものファンが集まったということです。
28日は、貴志駅で葬儀が行われ、たまの飼い主の女性のほか、和歌山電鉄の社長や、和歌山県の仁坂知事、それに、たまの部下で駅長代理の猫の「ニタマ」も参列しました。
駅舎に設けられた祭壇には、「たま」の遺影などが飾られ、駅長に任命した和歌山電鉄の小嶋光信社長が、「たま駅長は、経営に困っていた地方鉄道に光を当てた救世主だった。一緒に働けたことを誇りに思います」と述べ、「たま」を「名誉永久駅長」に任命しました。
辞令の書類には、「これからも和歌山電鉄をはじめ、世界の地域公共交通を守ってください」と記されていました。
また、仁坂知事は、「和歌山の知名度を上げ、観光客を増やし、何より県民の心に明るさと温かみを与えてくれました」と感謝のことばを述べました。
駅舎の外には献花台も設けられ、集まったファンが花束やキャットフード、それに、かつお節などを供えて祈りをささげていました。
和歌山電鉄によりますと、28日の葬儀には、国内外からおよそ3000人ものファンが集まったということです。