SWITCHインタビュー 達人達(たち)「久本雅美×JUJU」 2015.06.27


30年以上にわたって芸能界で活躍する久本雅美。
今一番出たい番組が「SWITCHインタビュー達人達」だという。
バラエティーの司会を数多くこなす久本だが1対1のトーク番組はほとんど経験がない。
久本雅美です。
よろしくお願い致します。
抜群のアドリブ軽快な突っ込みどんな相手の心も開いてきた。
「家族に乾杯」!今回はまだ一度も会った事がなくかつイイ女と話してみたいという。
なかなか会えない人ですからね。
そこで浮上したイイ女というのが…。
ジャズからポップスまでシルキーな歌声で魅了する歌姫だ。
・「ThoughI’mgoingoutofmyway」・「JustsoIcanpassbyeachday」・「Notasingleworddowesay」・「It’sapantomimeandnotaplay」私が人なんて殺せる訳ないじゃない!広末涼子主演で話題を呼んだドラマ「聖女」。
主題歌の「ラストシーン」を歌ったのもJUJUだ。
・「さよならもいらないわ」ままならない恋を切々と歌い上げるJUJU。
大人の恋を歌わせたら右に出る者はない。
気になりますね。
ところがひとたびステージを降りるとかなりのぶっちゃけキャラ?すてきなんです。
この「ふぁ〜」の人やりたいですもん。
今度この「ふぁ〜」やって下さいよ。
酒飲みの直感としてこの人と飲むとタフな夜になるぞみたいな。
久本雅美が特に注目しているのがカバー曲を中心に歌うライブ「ジュジュ苑」。
ホームページでリクエストを受け付け人気の高い曲をカバーする。
・「桜吹雪にハラハラすがり」今年で7年目。
ファンの要望に徹底的に応えようとする姿勢に久本は共感するという。
・「別れになるけど」・「こんな女でも忘れないでね」そういう思いだと思うんでJUJUさんも。
そういう意味ではね共通点あるかもしれないですね。
久本からオファーを受けたJUJUは?えっそんな感じなんですか?そんな感じです。
へえ〜スタジオですね。
じゃあ是非…。
ここは国内外の名だたるアーティストたちがレコーディングに使ってきたスタジオ。
入るんだ。
あ誰もいない。
JUJUは新曲をレコーディング中。
・「その瞳を見つめていたい」・「昨日よりも明日よりもただ愛しい今のあなたが」こんにちは〜。
ですよね。
初めまして。
JUJUさんこんにちは初めまして久本です。
今聴いててすごい気持ちよかった。
なぜJUJUのラブソングは心を打つのか?心を開く達人久本雅美がその秘密に迫る!子どもの私が・「愛をつぐなえば」とかって子どもで歌ってたら…今は・「窓から射し込む」ってちゃんと素直に歌えるんですけどそのころって多分・「窓から射し込む」みたいな感じで歌ってたと思うんですよ。
あ〜なるほどね。
結婚できない女久本雅美の原点。
痛悲しい過去が明かされる。
そこの袖からパカッて見たら…かわいくしようとしてる自分がいる訳どっか。
いつもだったら…絶対面白くなりたいなって。
もう男とか遊んでる場合じゃないんだって。
そっちに行っちゃうじゃん。
会いたいからそっちに時間使っちゃうじゃん。
そんなの無駄な時間だって思って10年封印したんだけど…大観衆を前にステージで力強いパフォーマンスを見せるJUJU。
デビュー10周年となる去年。
全国ツアーで33か所を回り10万5,000人を動員。
さいたまスーパーアリーナでのカバーライブは2万5,000人のファンで満員となった。
・「そばにいるよ」ところがJUJUは実は極度のあがり症。
初対面の久本を前に緊張気味。
JUJUさんのさライブ見た時にさ女の子がさ一緒になって歌ってるもんね。
あれ見たら何か私もキュンと来るよね。
あとは…でも出る前までは緊張するけど出たらもううわ〜ってなるでしょ?あの…。
スコ〜ンとならない?でも1曲歌いきったらだんだん徐々に徐々に緊張は取れていくのがほとんどだけれどたまに…それは空気感がちょっと一体じゃないなみたいな時かな?あとよくないのは…すっごい気にするんですよ。
これ見えるからねライブの上から見えるから本当に。
口開けてカ〜ッ寝たら…「そんなにつまんないですか?このライブ」とか。
それぞれ事情があるんだろうけどね。
思えるようになりたいですね。
ならないと。
やっぱりハートだよ。
ハート強くならないとね。
私でもJUJUちゃんの歌見てて…乙女ですか!乙女でしょ意外と。
そうじゃね?いや〜この辺切ったら…オッサン見てえな。
オッサンいっぱい出てきますよ。
でもいろんな恋愛の歌歌ってるじゃないですか。
その度にこの自分の気持ちもそこにこう変わっていく訳?例えば出会った喜びの歌もあれば別れる悲しみもあるしさ。
いろんな引き出しを…。
「この思い出どこにあったっけな?」っていうのを探して。
思い出なくても歌える?想像上では歌いにくいかもしれないから…私もカラオケ歌う時に大概哀しい女の歌だね。
自分でも吐きそうになるんだけどさ。
カラオケなさるんですか?たま〜にだね。
たま〜に。
ほとんど行かないけどたま〜に。
歌い方っていうのはこだわりあるんですか?歌い方は私が歌わせて頂いてる曲たちって多分大人であれば誰もが経験した事がある事を私は歌っていて誰にでも訪れるその気持ちを歌う以上は私は物語を読む人として歌を歌いたいっていうのがこだわりとしてあって…。
語り部みたいな感じ?だから私が歌っているものの…気を付けて歌ってます。
すごいクールだね!すごいね〜。
JUJUは高校卒業後プロのシンガーを目指し憧れのニューヨークへと渡った。
現地で知り合った仲間と音楽活動を開始。
日本のレコード会社の目に留まり2004年にメジャーデビューを果たす。
・「Ah探しに行こう」デビュー曲「光の中へ」は最先端のダンスミュージックを取り入れたノリのいい楽曲だった。
・「Goaheadleaveyourworriesbehind」・「この胸に」自ら作詞作曲に関わった2枚のシングル。
しかし2曲とも全く売れなかった。
・「いつもの場所へ…」しばらくちょっと売れなかったっていう言い方変だけど全然ダメだったんだよね。
言い方変だけど焦った?傷ついたか。
はい。
メジャーレーベルで売れないと「あの人ダメじゃん」って言われちゃうんですよね。
「あの人ニューヨークだか何だか知らないけど全然ダメじゃん」って言われたのがすっごい傷つきましたね。
私の曲が数字が出せないと私の人格もダメだって言われるんだなっていうのは一番つらかったです。
なるほどなるほど。
疲れ果ててもいたし早くSONY…むしろ?むしろ。
…っていうのも思いました。
その時にさふとそしたらさ一つの選択として「じゃあいいや。
私はライブの女王になろう」って「ライブで歌っていきゃいいや。
メジャーデビューしなくったって人前で歌えたらそれでいいや」とは思わなかったの?すごく思いました。
ふとよぎるよね。
そういう時。
そこどこからボ〜ン吹っ切れたんだろうね?ターニングポイントっていうか。
そのプロデューサーが今のまんまの音楽…今私とその3人がニューヨークで作っている音楽っていうのは言ったら…でもそのスポーツの好きな人マニアックな人たちは好きなスポーツをやっているのとおんなじ。
でもメジャーレーベルでやる事の意味っていうのは言ったら野球とかサッカーとかバスケットがしたいかそれともすごいマイナーな競技をやりたいかどっちかだと思うんだよねって言われて「どっちがやりたい?」って言われて…人のものであろうと?人のものであろうと…じゃあいろいろやってみよう…。
デビューから2年後。
3枚目のシングルとして発表した「奇跡を望むなら...」。
それまでの楽曲とはがらりと方向を変え100%日本語のバラードに挑戦した。
JUJUはこのシングルが売れなければ契約は打ち切りだと言い渡されていた。
最後の曲になるかもしれない。
崖っぷちで臨んだ一枚だった。
すごく…素人の言い方だけど「奇跡を望むなら...」って方が出発としてはいいよね。
ちょうどJUJUちゃんのターニングポイントらしいテーマだよね。
「あああの時こうしとけばよかったな」とか「あああの時もっとこうやってればうまくいったかもしれないな」っていう…だからあの曲を最後のシングルとして歌いなさいって言われた時が本当にターニングポイントだった気がします。
自分では意識してないけど?意識的にだと思います。
ちょっと日本語…
(笑い声)ちょっとカッコつけちゃったのかな?よくミュージシャンなんかが「チャチチュチェチョ」みたいな感じ?それはそれでイライラする。
(笑い声)そういう何かこう…。
してたみたいなんですよ。
すごくいい曲があって「ありがとう」って今もうリリースもしてるんですけど川口大輔君っていうものすごい作家でありアーティストでありってのがいるんですけど彼の書いた曲でその曲をボーカルどりの時に川口君が「いやあのさ」って。
「いいんだけど歌。
でもこれは日本語のバラードだから…」。
それは川口君の曲ですから川口君には自分のビジョンがあって。
そこで言葉尻にそんなにビブラートをかけたりとかここでわざと弱くしたりとかすると…いい言葉だね〜。
全否定されたんですよその時に。
そういった歌に僕は聞こえたんですよ。
本人に…僕も波風立てるの大っ嫌いなんですけどもう立てなきゃしょうがないなと思って。
伝えて絶対波風立つ相手だろうなと思ったら案の定やっぱり立ちましてですね。
案の定立って…そのまま…でもその時に「分かった。
淳ちゃん本当にごめん」って。
「でもとりあえず淳ちゃんが思いついたように自分の思うように歌ったバージョンを一個とって俺の言ったとおりにとったバージョンを一個とってとりあえず家で一回聴き比べてみて。
これは仕切り直しでまた別日にレコーディングし直そう」って言って。
いい案だね。
それで家に帰って聴いてみたら…こっちの歌川口君の言ったとおりに歌うと…例えばちょっと聴かせて。
どういう感じ?JUJUちゃんが最初に歌った感じは。
・「窓から射し込む」っていうのが今は・「窓から射し込む」ってちゃんと素直に歌えるんですけどそのころって多分・「窓から射し込む」みたいな感じで歌ってたと思うんですよ。
ああなるほどね〜。
わざと何かその…。
ちょっとカッコつけてみたいなね。
なるほどね〜。
・「夜明けを」言葉の一つ一つを大切にする歌い方に変えたJUJU。
・「見つめる」「奇跡を望むなら...」は有線放送のチャートで22週連続トップテン入りするという異例のロングヒットとなった。
・「未来が微笑む両手を広げて」それまでの曲たちってあんまり歌っても…「奇跡を望むなら...」を歌い始めてってかリリースしたあとに…うんうんうん。
何かそれまでそういうのフィードバックっていうものを経験した事がなかったからそのお便りを頂いた時に…こんなに安心できるしこんなにほっとする事だしこんなにうれしい事なんだなって思ったら何かそれまで…でもこれからは聴いて下さる方たちのために歌いたいっていう気持ちに変わったんですよ。
すばらしい。
ああもうこの人たちが聴きたいものを私は歌い続けたいって思って歌い続けていたら多分その「JUJUののど」っていうのが…。
「JUJUののど」?うんうんうん。
…っていうのが勝手に出来上がっていて私気付いてなかったんですよそれは。
これ興味津々ですな。
(笑い声)これどういう事?「JUJUののど」ってどういう事?あの…ずっと首の皮一枚でつながってた私がその「奇跡を望むなら...」がきっかけでまさかのミニアルバムが出せるようになってで今度はファーストアルバムが出せるようになって本当ちょっとずついろんな事が好転していってアルバムも何枚か出させて頂いた後にまさかの…お〜。
ジャズ大好きJUJUちゃんの。
ありがとうございます。
本当にすてき。
ありがとうございます。
セクシーだしチャーミングだし。
にゃははは。
本当に気持ちいい聴いてて。
ありがとうございます。
デビューから7年後の2011年。
ジャズのスタンダードナンバーを集めたアルバムを発表。
ジャズアルバム史上初となるヒットチャートトップファイブ入りを達成した。
でそのボーカルのレコーディングをするのもまた川口君だったんですよ。
うんうんうん。
すごい面白いねって2人で言ってたのがジャズを歌ってる時の私ののどは淳ちゃんののどなんですよね。
そのJUJUとしての歌い方をする前の川口君が…なるほどな〜!ジャズのレコーディングだから。
なるほど〜。
その川口君が「面白いね俺が否定したやつ超いいね」とかって。
そうなるのか〜。
その時に気付いたのがレコーディングをしながら。
うん。
じゃあそのいつもどおりJUJUのオリジナル曲を歌う時はまた違う部分で歌ってるんだなっていうのに気付いたら…本当だ〜。
初めて気付いて。
すごいね。
やっていく中で幅を本当にきちっと広がって縦分けができる使い分けができるっていうもう強敵な「JUJUのど」が出来上がった訳でしょ。
「JUJUのど」が出来上がってたんだなっていうのに…。
最強のね。
もう驚きました。
その時に。
ちっちゃい時からカラオケが好きだったんだよね?大好きです。
人前で歌うの好きだった?ああそうなの。
自分で歌うのが好きだったの?はい。
はい。
いくつから行ってたの?あの…伯父とかがやっているスナックで何か営業中っていうよりも何かあるとすごいみんなで集まって歌ったり踊ったり飲んだりみたいなのがすごく好きな家族で。
いい家族。
えっ?テレビの歌詞が出てそっち向いて歌ってるからこっちとあんまりこうコンタクトを取らなくていい。
人と目が合わないから。
合わないし。
シャイ…。
小学校ぐらいの時から?はい。
どんな歌歌うの?小学校って。
何でも歌いますね。
大人の歌から?大人の歌から。
だから多分…渋っ。
渋…。
何もつぐなった事がないけど「つぐない」歌ってました。
マジで?そこで演歌学び。
はい。
で伯母はこう何かちょっとシャンソンとかジャズみたいなのが好きで。
へえ〜おしゃれ〜。
でうちの母はディスコミュージックがすごく好きでそういうのを歌うのも楽しかったし伯父に言われて演歌を歌うのも楽しかったし。
でも…その伯母のガラガラ声で何か「恋なんて」とかっていうの言ってるのがすごく説得力があるけど子どものつるっとした声で「恋なんて」みたいに言っても何かすごい変だから…そのころすごく思いましたへえ〜。
ジャズが歌えるようになりたいなって思ったのは大体…。
12とか。
これはもう…う〜ん何か人生が出てくるよね。
そう思います。
・「Lookatme,」JUJUは2011年から毎年ニューヨークに本店を置く名門ジャズクラブでライブを開催している。
・「AndIfeellikeI’mclingin’toacloud」尊敬するジャズシンガーサラ・ヴォーンらのスタンダードナンバーが並ぶ。
・「justholdingyourhand」・「Nightanddayunderthehideofme」・「There’sanoh,suchahungry」これぞJUJUの真骨頂。
・「Anditstormentwon’tbethrough」・「Tillyouletmespendmylifemakinglovetoyou」・「Nightandday」そしてJUJUのライフワークとも言えるのがカバーライブ「ジュジュ苑」だ。
・「Bemymirror,myswordandshield」・「Mymissionariesinaforeignfield」ファンからのリクエストを受け付け人気の高い曲を歌い上げていく。
・「苦い思い出に」・「言葉がとても見つからないわ」最新のヒット曲から洋楽往年の名曲まで150曲以上をカバーしてきた。
・「ひとり残されてもあなたを思ってる」「ジュジュ苑」っていうのがある訳じゃないですか。
はい。
それもカバー曲でしょ?これもやり始めたきっかけっていうのはある訳?これもまた違う分野だもんね。
そうですね。
でもこれは本当に…そうだよな〜ちっちゃい時の。
はい。
カラオケスナックに私と行ったらこんな感じっていうのをやりたかったっていうのが…。
別に競い合いじゃないから楽しいが先に来てる分肩に力も入らずいろんな曲をワ〜って歌って。
カラオケといえばデュエットじゃないですか。
(拍手と歓声)恒例の目玉コーナーがこちら!じゃんけんぽいっ!じゃんけんで勝ち残った人や通信カラオケによるオーディションで選ばれた人がなんとステージ上でJUJUとデュエットできるのだ。
・「『愛してる』っていうあなたの言葉は」・「『さよなら』よりも哀しい」・「さよならは言わないでおくよ」ファンにとっては一生忘れられないプレゼントだ。
(拍手)「この曲誰か一緒に歌いますか」とかって言ったら「はいはい」とか手挙げる人がいて「う〜わ手挙げるんだな」って…。
みんな挙げるよね。
挙げるんですよ。
びっくりするんです私も。
大概ものおじしちゃうよね。
もう私逆の立場だったら絶対手挙げれないタイプですから。
歌いたくてもね。
いや私なんか人前で…。
何万人もいるんだよ。
それでもすごいなと。
出て…挙げてたよね。
本当に「ジュジュ苑」は始めてよかったしいまだに何か皆さん楽しんで下さる企画として続けられているのはすごく幸せだな。
私もそうなんだけどお笑いやるじゃん…あれ?あんなに疲れてたのに…そんな感じしない?します。
あんなに疲れてたのに何曲でも歌えるみたいな。
思います。
結果歌を聴いてもらってるよりも…大きいです本当に。
その顔が見たいから緊張するしその顔が見たいからやり続けられるっていう幸福感というか達成感というか。
もうむしろ…いいね〜。
最後にみんなに「ワ〜ッ」って言われながらパタン倒れていくみたいなね。
あれは本当に一番幸せな死に方だろうなと思います。
そうだよね。
(笑い声)本当だよね。
JUJUが新曲「WITHYOU」をピアノ1本で聴かせてくれるという。
・「今あなたの声聞いてたら涙がでた」・「どうしてかな懐かしい気持ちになるの」・「ふと切なくなる優しさに触れるたびに」・「夢のようにいつか突然すべてが消えてしまいそうで」・「繰り返してゆく毎日でも同じ景色なんて二度とない」・「でもあなたと見た道に咲く小さな花は」・「この胸のなかあの日のまま」・「あなたとただ笑い合う一秒が永遠に変わってゆくから」・「何度だって抱きしめるよ強く」・「世界にたったひとつの温もりを今あなたに届けたいから」・「わたしはそうここにいるのひとりじゃないそばにいるから」
(拍手)すばらしい!ありがとうございました。
ありがとうございます。
すばらしい!もう本当にもう…。
後半は舞台をスイッチ。
下北とか来る?なかなか来ないです。
でも1度だけライブやった事があります。
2人がやって来たのは下北沢。
多くの小劇場が集まる演劇の街だ。
多いですよね。
多いんだよ。
お店が。
私も下北で…ハハハハハッ!下北を飲み尽くしたんですね。
そうだね。
ここがザ・スズナリ。
へえ〜。
ここですか?今でももうみんないろんな人がやってるけども。
昭和56年にアパートの2階部分を改築し造られた老舗の小劇場。
久本にとっては原点ともいえる場所だ。
こっから上がっていくんですよ。
おっ。
楽しみです。
渋いよ〜。
ちょっと行ってみる?久しぶり。
よいしょ。
久本が所属する笑いのエンターテインメント集団ワハハ本舗。
26歳で旗揚げメンバーとして参加して30年になる。
アニメソングをですね下ネタにしたらどうなるんだろうかという世界でも画期的なものに挑戦していきたいと思っております。
行け行けマチャミ。
負けるなマチャミ。
ビルの街にガオ〜!ダダダダダンと歯を出してバババババンとよろチクビ。
ありがとうありがとう〜!サンキュー!久本はテレビの世界でどんなに売れても劇団の舞台に立ち続けてきた。
客を楽しませるためなら下ネタもいとわない。
出た。
う〜んそうか。
そうだね。
ライブハウスみたいな感覚じゃない?確かにライブハウスと似てるかもしれないです。
どうっすか?これが舞台ね。
何か何か…ああ!すごい何か役者さんのなのか。
役者さんのね。
えっ!ハハハハハッ!久本にとっては汗と涙の染み込んだ青春そのものの舞台だ。
何かでも不思議な感じですよ。
30年前はまさかこういう形でこういう所でインタビューするなんてね思ってないもんね。
思ってなかったですか?がむしゃらにやってたからね。
畳んだり干したりとかつるしたりとか。
セッティングしたりとかしてさ。
その当時はどんな…一番最初にここでやられたお芝居はどんなお芝居だったんですか?一番最初の芝居は「底ぬけ」ってやつかな。
へえ〜。
霊能力を持ってたりとか透視能力を持ってたり何とか能力持ってるやつがこう何か謎の館に入ってその謎を追究していくみたいな。
そういう…。
久本さんは何役だったんですか?私さセーラー服着て原田知世みたいな役だったんだよ。
ハハハハハッ!爆笑だろ?みんな笑って。
いやいやいや…。
いいと思います。
私それが嫌だったのよ。
深町君!深町君!久本演じる女子高生がバレーボールが飛んでくるという怪奇現象に見舞われる。
(笑い声)しかもどんなリアクションをとってもダメ出しされる。
(笑い声)いたずらはやめなさい。
カット!カット。
NG。
すいません。
久本。
はい!どうもボールから体が逃げてるね。
(笑い声)すいません。
バレーボールだとねいまいちね迫力が一発来ないから。
分かりました。
ソフトボールでやってみましょうね。
(笑い声)よ〜いはい!やめなさい。
あっ…。
(笑い声)はいカット!カット。
NG。
久本どうもね怖がり方がお笑いになってるよ。
ある意味何か変な言い方だけど…この中途半端なはざま。
おきれいだと思います。
いや…あえて言わせたみたいな言い方やめて下さい。
いやいやおきれいだと思います。
いや本当にね…中途半端な人っていうのはね何かこう…笑かす事は好きなのね。
ちっちゃい時から笑かすの大好きだから。
友達集めて私自分が本書いてみんなの前で披露して先生や友達笑かしてたりそういうのしてたんだけどやっぱりこの例えば…言い方悪いけど太ってたら太ってるなりのほら…ちょっとまあ顔がね特徴的だったら「お前何だその…顎」とか。
まあある意味私は歯茎が人より長いんだけどそれもラッキーだと思ってるんだけどさ。
長いですか?長いんだけどさ。
それもラッキーだと思うんだけど。
そういう何かこのね…最初は。
それは本当にコンプレックスだったの。
だけどこの「底ぬけ」っていう舞台で初めてそのね「オカルト二人羽織」っていう演目っていうかネタっていうかね。
そこで…なるほど。
一世をふうびしたネタ「オカルト二人羽織」。
少女と取りつこうとする悪魔とが攻防戦を繰り広げる。
やめて!私の体で遊ばないで〜!
(笑い声)
(笑い声)懐かしいな。
説教なんてすんじゃねえ。
お前らみんな呪い殺してやる!このネタで久本は外見にインパクトがないというコンプレックスから解放された。
昨日までそんな事してなかった。
(笑い声)すっごく生き生きされてますね。
舞台の上。
すっごく生き生きしてると思います。
出がやっぱりライブだから…幕開くまでにどういうものを見せてくれるんだろうっていう期待感とか…こっちもやっぱり緊張するの当然だしうまくやれた時に…これはやっぱ本当にライブっていうのはとてつもなく好きなものですね。
笑いのエンターテインメント集団ワハハ本舗のかじを取ってきたのは永遠の小学生と呼ばれる鬼才喰始だ。
久本とは30年を超えるつきあいになる。
とにかく人を楽しませて笑わせて楽しませて飲ませてっていうふうな事にならないと…後に考えるようになったのね。
奇天烈なふん装で客席と絡む「バカウーマンショウ」。
久本にとって忘れられない思い出がある。
(笑い声)ひょっとことおかめの面つけて出るっていうのがここだったのよ。
ほいで会場は満杯。
そこの袖からパカッて見たら…「やべえ」っつって柴田に「やべえ。
何々さん来てるよ」っつって「頑張って」「OK」っつったけどひょっとことおかめの面つけてるから…。
私もう悲しくなっちゃって自分で。
ほいでどうしようって思ったらもう忘れもしない。
こっから出てきて…いつもだったら…ほいでもう終わってダ〜ッてさっきの…号泣の上ですよね爆泣。
「何やってんだ〜」って。
1か月も2か月も稽古してやってる事はくだらないけど一生懸命考えたネタでみんな笑って…好きなたった一人のためにこんな事しちゃってって言ったら柴田が入ってきて「久本〜。
よく頑張ったよ」っつって。
そこで私はねほれちゃいけないと。
もう絶対どんな事があったってどんな状況であろうがそれこそ…そういう自分が情けなくて泣いたんだあそこで。
面白いよね〜。
この劇場だ。
いろいろあったんですね。
いろいろ詰まってるよね〜。
本当だ。
劇団創立から2年目。
当時としては珍しい女性だけのお笑いが注目され久本や柴田理恵にテレビ出演のオファーが舞い込むようになる。
お二人ともテレビをつければお見かけする…。
ある時本当にまだ70〜80人の小屋でやってる時に外から見たら長蛇の列がこうあった訳。
新宿だったから私もう完全にバーゲンだと思って手伝いの女の子に…帰らないで下さい!お願いです!帰らないで下さい!っつってね…「夜10時からやりますから!」って。
小屋もいい人でねいいよって言ってくれて。
そこから大きく変わっていくっていう。
ワハハ本舗の笑いは旗揚げ当時から独特のやり方で作られてきた。
役者自らが台本を書くのだ。
歌なのか…。
歌じゃない気がするよね。
私もそう思うんですよ。
やっぱり同じになっちゃうからね。
演出家の喰と雑談しながらコントの設定や具体的なセリフを自ら形にしていく。
「久本雅美の本当にあった怖い話」。
もう3年くらいつきあってる彼氏がいましてねデートしてたんです。
その日は雨が降ってましてね〜シトシトシトシトシトシトシトシト。
まあおなかがすいたからすし屋に行こうかって話になったんです。
どこに行こうかななんて歩いてるとちょうどいい雰囲気の店があった。
そこに「じゃあここに入ろう」という事になってガラガラガラって戸を開けたらひゃ〜!ああっ!冷房が効き過ぎてるんですよね。
(笑い声)「へいお待ち!」って来るから何かなってああっ!ああ〜!死んだはずの…死んだはずのエビがピチピチピチピチ新鮮なんですよ。
(笑い声)これうまいねなんて言いながら食ってたんですね。
彼氏に言ったんですね。
「ねえねえねえ。
一生一緒にいてね」って。
するとその彼の口がゆっくりと動いてふっと私の顔を見てこう言ったんです。
「一生は嫌だな」。
キャ〜!
(笑い声)初めての時から台本って自分たちで書かれるんですよね?最初の舞台から。
新しい劇団作る時に…「僕は本書きませんよ」って言われたの。
「え〜!」っつって。
「作家でしょ」ってみんなが言った訳。
「本書かなきゃ何すんの」っつったら…だから自分たちで本書いて自分たちで面白い事を表現してくって。
それを見ていろんな方があっドラマに使おうとかあるいはテレビ番組に使おう。
今で言うとバラエティーに使おうとかそういうふうなところにしたいんだと。
一人一人が面白い集まりをワハハ本舗というから。
だから自分たちが面白い事を表現するためには作家性がなきゃいけないから自分たちで本書けっていう訳。
それ仕事放棄じゃんとか言ってたの。
全然自分が楽しようとしてんじゃないって思ったんだけどああ喰さんのねらいはそういうとこだったのかなって…その時その時にポンポンポンポン。
一応台本みたいなのはあるけれどもね。
だけどその時に言われた事にどう答えるかやっぱり誰かが何か言った時にポンって返していくっていうね…でもこういう舞台の上で…場運び!テレビで見ていると何が来てもすごく確実に…。
いやいやいや!もう本当お恥ずかしい。
打ち返すのが久本さんだなってずっと思うんですけど。
子どもの頃から見ていて。
すいません…。
ほらこれ来たよ!これ!私ねよく言われんだ。
私本当によく…。
いやいやそんな事…めっちゃ否定されるじゃないですか。
素人であろうと大御所であろうと瞬時にふところに入っていく久本の達人技。
何か特別なコツがあるのか?そうなんですか?でもさっき対談をスタジオでしていた時にすごい聞き上手だなっていうかすごくしゃべりやすかったんですよ。
だから言いやすいんだと思います。
でも私本当人の話聞くの好きなの。
そうなんですか。
(笑い声)もうね何だろ…もう何だろ。
もう何か余り余ったこの何かエネルギーをどこに発散していいか分かんないから脱いでた。
ダダダ〜っつって。
え?もう場が全員裸とかそういうやつですか?いえ。
(笑い声)今はどうですか?どんな事があっても脱がない。
脱がないんですか?いろんな人に会っても人が好きっておっしゃったじゃないですか。
はい好きですね。
誰と会ってもどんなシチュエーションでも全然こう人と接する時に緊張はなさらないですか?あ〜。
そうだね。
う〜ん…。
でも基本的には何て言うかな…私トーク番組させて頂いてるから私の中のコンセプトとしてはもう…自分が楽しむためにも…出しちゃうっていうか。
やっぱ人間って不思議なもので…ああ多分この人私の事嫌いなんだろうなってしゃべんなくても分かるみたいなね。
分かりますね。
ねえ。
という事は自分も分かられちゃう訳だからなるたけそういう事を…例えば…久本さん流のコミュニケーション術ですか?それ。
そうだね。
なるほど。
教えて頂きたいんですけど。
一般の方にもか〜。
例えば…それめっちゃつらいな。
そういう時にはどう接したらその人のふところに入れたりするんでしょうか?久本さんだったらどうなさいますか?私だったらどうしようかな…もうめっちゃつらいな〜。
つらいですね〜。
つらいよな〜。
心折れそうになるよね。
職場が一日のほとんどの時間だからね。
でも…まあ…誠実さは大事ですね。
大事ですけど難しいですよね。
その人の何か…嫌いな人の…この人絶対私の事嫌いだろうなっていう人の前に行くとやっぱりそんなにド〜ンとはしてられなくなって萎縮してしまったりするとその萎縮してる感じが向こうに伝わって更に向こうがイライラしたりとかするんだろうなとかいろいろ考えてるとまた考え過ぎてぐるぐるぐるぐるしちゃうっていう。
自分が出なくなっちゃうもんね。
はい。
でも何かその中でも自分の多分こう…心髄に対しての誠実さとその人に対する仕事の誠実さっていうのがあったらどうにかなる気がしました。
お話聞いて。
そしてやっぱり…うん。
悔いか〜。
なあやっぱりうんそうだよね。
一つ自分に乾杯できるじゃん。
ね。
誰が見ようが見まいが分かってくれようが分かってくれまいが。
本当に…・「結婚線が消えてきた」結婚できない事を定番ネタにしている久本。
やっぱり気になるのはこの話?どうすんの?結婚とかどうなの?結婚できないんじゃないですかね。
気持ちいいね。
(笑い声)最近思うんですよね。
本当に…。
何でやん。
私はね必ずもう56になって「もう結婚しない主義でしょ?」って言われる時あんのよ。
「いやいやそんな事ない」っつって。
ひどい時には女の人がず〜っと近づいてきて私の手握って何言うのかなと思ったら「ファンです」って言われるのかなと思ったら…関係ねえよって。
「組合作ってません!」っつって言うんだけどさ独身の象徴みたいな事言われるんだけど全然私は結婚したい側なの。
したいっていうかねず〜っと言ってんのよ。
「結婚したいしたい」っつって。
どんな人とどんな結婚を?
(笑い声)若くても年でも首がすわってれば…。
うちのお母さんがさ15年前に亡くなったんだけど。
若い時はね「結婚した方がいいよ」っつって…お芝居やり続けたりとかお仕事させてもらっていく中でだんだん私が本気で頑張ってるの見ててどんどん変わっていってね…「何?」っつったらね…「結婚してもしなくてもどっちでもいいわよ」って。
母親からそういうふうに言われるってちょっとある意味何て言うかこうショックっていうか衝撃的というか女同士の会話の先輩の助言みたいなね。
すごく…まあある意味感動したんだけどね。
やっぱり恋愛は無理やりしなくたっていいんだけどさ誰か好きな人がいるあるいは誰かやっぱり何かこう…愛を感じるって…いいかもね。
何かちょっとした心がやわらかくなる感じは多分その誰かの事を好きだなって思ったりするところからホワ〜ってこうジワ〜って来るから誰か好きな人っていうのは常にいた方がいいなっていうのはすごく思う…。
それどう?それはすばらしい。
これでまた1曲歌える歌が増えたって思うようにはしてます。
やっぱこのね…なるほどね。
これねやっぱりそこが歌手だよね。
私たちも恋愛で痛い目に遭ったりとか嫌な目に遭った時に…
(笑い声)でもそうでもしないと割り切れないですよね。
痛い目に遭った時の感じは…。
でもね瞬間で思ってしまうこの持って生まれたクセっていうか…。
どう?これから歌で何していきたい?JUJUちゃんは。
何をしていきたい…。
とにかくあの…この人は…何かジャンルとかにとらわれずあとはもう…それで全然違いますか?全然次の日違う!私ね昔より飲めなくなってるから実際。
年齢経てくるとね飲めなくなってくる。
でね飲むのがしんどくなってくる。
だから飲みながら白湯飲んでると次の日快調。
分かりました。
そういう事で先輩の助言を忘れないで。
ありがとうございました!最後は白湯。
分かりました!頑張って下さい!ありがとうございました!ありがとう〜。
お白湯か〜。
ありがとうございました!楽しかったです。
私もライブ行かせて下さい。
是非とも。
もう本当歌気持ちいいんだもん。
いや〜もう。
あれ歌ってて気持ちいいでしょ?それが…え〜!しくじらない事ばっかり考えてます。
え〜意外だ〜。
常にこう…かわいい。
子鹿…もう…面白い。
オジカだオジカ。
オジカオジカです。
2015/06/27(土) 22:00〜23:00
NHKEテレ1大阪
SWITCHインタビュー 達人達(たち)「久本雅美×JUJU」[字]

「初対面の“いい女”と話したい!」と久本雅美が指名したのは歌手JUJU。失恋が歌のこやし?売れなくて人格全否定?お笑いライブで大号泣?爆笑&感動の本音トーク!

詳細情報
番組内容
切ないバラードで泣かせ、オトナなジャズで酔わせる「JUJUのど」は、どうやって出来上がったのか?カラオケスナックの人気者だった幼少期、全く売れず歌い方を激変させた出来事まで、赤裸々に語る。一方素人も大御所も、捨て身の笑いで撃沈させる久本。そのルーツは、“劇団の原田知世”と呼ばれ半端にかわいい容姿に悩んだ若き日や、好きな人の前で下ネタを演じ切れない自分への悔し涙にあった?!女同士のぶっちゃけトーク!
出演者
【出演】タレント…久本雅美,歌手…JUJU,作曲家…川口大輔,演出家…喰始,【語り】吉田羊,六角精児

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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