(蛯原)
6月20日
秋篠宮ご夫妻と長男の悠仁さまは昆虫の生態を描いた映画をご覧になりました
小学3年生の悠仁さまは毎年皇居の中でも虫捕りをするなど大の昆虫好き
身を乗り出して楽しそうに観賞していたということです
(井田)
26日
皇居の桃華楽堂で皇后さまの80歳傘寿を祝う演奏会が行われ両陛下をはじめ各皇族方が鑑賞されました
宮内庁楽部職員によるオーケストラの演奏会でこの日は皇后さまゆかりの曲も披露されました
♪〜
皇后さまが皇太子妃時代に作曲された『おもひ子』など5曲が演奏されました
♪〜
(青木)10年前の今日6月28日は天皇皇后両陛下がサイパン島で戦争の犠牲者の慰霊を行われた日です。
これは陛下が長年望まれていた初めての慰霊のための外国訪問となりました。
『皇室日記』今週はサイパンで父と妹を失ったある1人の遺族と天皇陛下との知られざるエピソードを紹介します。
日本からおよそ2400km南にあるサイパン島
北マリアナ諸島の1つで面積は伊豆大島の2倍ほどです
戦前は日本の委任統治領で多くの日本人が移り住んでいました
しかし昭和19年6月アメリカ軍が上陸
民間の人々を含めおよそ6万人が亡くなりました
断崖から身を投げた人も少なくありませんでした
平成17年6月
サイパン出発を前に陛下はこう述べられました
戦後60年の節目の年に実現したサイパンご訪問
両陛下は長年南方の島々で犠牲になった人達の慰霊を望まれて来ました
サイパン到着の翌朝
両陛下は日本軍が最後の突撃を行った海岸で2人の日本兵から話を聞かれました
熱い砂の上に身を伏せ飛び交う弾丸を避けていたという兵士達
その後両陛下は中部太平洋戦没者の碑へ
戦後日本が建立したこの地域で亡くなった人々のための慰霊碑です
白菊の花を供えられました
そして島の最北端の岬にあるバンザイクリフへ
多くの人が身を投げた断崖に向かい深々と黙礼されました
陛下はこのご訪問について「厳しい戦争のことを思い心の重い旅でした」…と述べられています
この時宮内庁長官として同行した羽毛田信吾さん
両陛下のサイパンご訪問の後羽毛田さん宛てに1通の手紙が届きました
(羽毛田さん)それがこれでしてね。
両陛下のサイパン島にいらっしゃったことに感謝をしてる気持ちを手紙を書いた…っていうことでしてね。
その方はあの島でお父さんを亡くしそれから下の妹さんを亡くし着の身着のままで引き揚げて来られて大変ご苦労をされて今日を迎えられたんですね。
手紙の送り主は中川俊彦さん
現在78歳で長年参議院の事務局に勤めていました
(スタッフ)よろしくお願いいたします。
お入りくださいどうぞ。
昭和11年福岡県で生まれた中川さん
3人兄妹の長男でした
教師だった父がサイパン高等女学校に赴任することになり6歳の時一家でサイパンへ
生徒にも家族にも優しい父だったそうです
その2年後アメリカ軍が上陸
一家はひと月半島中を逃げ回りました
家族5人で持てるもの限りの食料と水。
しかし何か月続くか何日で終わるのか戦争分かりませんもんね。
持てる限りの水と食料といったってたかが知れてます。
幼い体験ですけれども飢えよりも喉の渇きこっちのほうがずっとつらいです。
鍾乳洞に潜んでいた一家
水を求め父は一人外へ
しかし…
(中川さん)親父が出掛けて行って2日たっても帰って来ない。
母親とはもう死んだもんと諦めましてね。
「海の水でもいいからお腹いっぱい飲んで死のう」…と言って7歳の私の手を引っ張り1歳半の下の妹は背負いましたけれども4歳半の妹はもう衰弱しきってて全く歩くことはできない。
母親と私と下の妹と父親の帰りを待てずにその鍾乳洞を出た。
しかしアメリカ軍に見つかり中川さん達は収容所へ
その後鍾乳洞に残された妹の元に父が戻って来たといいます
妹の話まぁ4歳半ですから。
どの程度正確か分かりませんけども。
お父さんが私を背負って歩いていたら突然パ〜ンという音がしてね倒れたんで「お父さん!お父さん!」っつってびっくりして呼び掛けたら親父が小さな声で…。
すいません…。
たったひと言か細い声でね「は〜い」って言ってそう言ったきり動かなくなってしまったそうです。
野原をね妻子3人の姿を必死になって捜し求めた父親のその姿を想像しますとねまた涙が出て来るんです。
妹も収容所へ運ばれ中川さん達と再会
中川さんは「自分達が出て行かなければ父は死ななかったのでは」と自責の念に駆られて来ました
そして10年前の今日6月28日
サイパンで慰霊をされた両陛下の姿に中川さんは心を打たれたといいます
(中川さんの声)黙礼されるお姿を見ましてね。
まぁ1つの大きな区切りっていうんですかね。
そういうものがついたかなと。
まぁ…。
救われたと言ってもいいのかもしれませんがね。
中川さんは戦争の悲惨さを若い世代に伝える活動を始めました
そしてサイパンご訪問から3年
長年公務員として勤めた中川さんは勲章を授かり皇居へ
その席で陛下から思いがけないお言葉が
(中川さん)突然私のほうにお向かいになって数歩歩み寄って来られましてね。
…とおっしゃっていただいて声掛けていただいたんですね。
全く想像しておりませんでしたからね。
まぁ全く突然のことでね。
まぁ一瞬ど〜っとね涙があふれ出して来ました。
サイパンご訪問から10年
両陛下は今年戦後70年の節目にパラオを訪問されました
犠牲者や遺族に両陛下は深く心を寄せられています
明日29日。
秋篠宮さまと紀子さまは結婚25周年銀婚式を迎えられます。
来週は秋篠宮ご夫妻とお子さま達を特集でお伝えします。
『皇室日記』それではまた。
2015/06/28(日) 06:00〜06:15
読売テレビ1
皇室日記[字]
前半は天皇ご一家、皇族の公務、研究、国内外の訪問、伝統と文化そして身近な事柄と皇室の関わり等のテーマで特集します、後半は皇室の皆さま一週間の動静をお送りします。
詳細情報
番組内容
前半はテーマを決め特集を組みます。テーマは天皇ご一家、皇族の公務、研究、国内外の活動や皇室の伝統、文化にスポットを当て掘り下げます。又、身近な事柄と皇室の関わりには新鮮な発見もあり親しみの持てる番組になるよう、様々な角度から皇室を紹介します。そして皇室の今を伝える為にタイムリーに皇室の行事を盛り込んでいきます。
後半は皇室の皆さまの一週間の動静をお送りします。字幕放送もしています。
出演者
井田由美(日本テレビアナウンサー)
青木源太(日本テレビアナウンサー)
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
ステレオ
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