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 トルコのイスタンブールで28日、同性愛など性的少数者(LGBT)への理解や支持を訴えるパレードの参加者に警官隊が放水し、強制解散させた。地元メディアによると、当局はイスラム教の断食月ラマダンの期間中であることを理由にしているが、国内外の人権団体などは反発している。

 複数の参加者によると、パレードはイスタンブール中心部で計画されていた。開始予定の28日夕、虹色の旗やプラカードを持った数千人に警官隊が突然禁止を通告、放水を始め、ゴム弾や催涙弾も撃った。参加者は逃げ回り、混乱状態になった。警官隊に引きずられて連行される参加者もいたという。

 トルコは多くのイスラム諸国と違い、同性愛は禁止されていないが、偏見は根強く残っている。

 地元紙によると、トルコでのLGBTパレードは2003年に初めて開催され、近年は数万人規模が参加し、イスラム諸国の中では最大とされる。警官隊との衝突はここ数年はなかったという。(春日芳晃)