子どもたちが見つけたのは。
カブトムシ。
一方、9年前に恐竜の化石が見つかった兵庫県丹波市。
今回、見つかったのは。
恐竜の卵の殻とみられる化石です。
新種の二足歩行の恐竜のものとみられています。
1億1000万年前、さまざまな恐竜が丹波にいたことを示しているんでしょうか。
こんばんは。
6月29日月曜日ニュースほっと関西です。
では、きょう最初のニュースです。
兵庫県尼崎市にあった大手機械メーカー、クボタの工場周辺でアスベストによる深刻な健康被害が明らかになってから、きょうで10年になりました。
全国各地の工場周辺で法律に基づく救済の対象となった住民などは1万人を超え支援団体は新たな被害の根絶を訴えています。
平成17年6月、兵庫県尼崎市にあったクボタの工場周辺の住民などでアスベストによる深刻な健康被害が相次いでいることが明らかになりクボタショックと呼ばれるようになりました。
被害者の支援団体などによりますとその後の10年間で、この工場周辺でアスベスト特有のがんの中皮腫になるなどして死亡した住民は270人を超えました。
この問題をきっかけに全国各地でアスベスト被害の実態解明が行われました。
後に施行された法律に基づく救済の対象となった工場周辺の住民などは1万人を超え労災認定を含めると被害者は2万人を超えるということです。
アスベストを使った製品の製造は11年前に原則として全面禁止されましたが今後は古い建物の解体が数多く行われることから新たな被害を防ぐ対策の徹底が求められています。
アスベストは熱や摩擦に強い鉱物で断熱材などに加工されて多くの建物などにも使われていました。
吸い込んだあと数十年たってから中皮腫や肺がんといった健康被害をもたらすことがあり静かな時限爆弾ともいわれています。
今も続くアスベストの被害。
その脅威はさらに広がりを見せています。
尼崎市の谷口知子さんです。
小学生のとき以来工場から数百メートルの場所に住んできました。
谷口さんは18年前弟の中野實さんを亡くしました。
当時45歳でした。
尼崎市の職員として阪神・淡路大震災の対応に追われる中、突然倒れ中皮腫と診断されました。
弟は職場でアスベストを扱ったことはなく原因が分からないまま診断の1年半後に亡くなりました。
10年前のクボタショックにより病気の原因が工場にあったことが分かりました。
法律に基づく救済が認められましたが弟は帰ってきません。
会社や国への怒りが大きくなったといいます。
谷口さんには時折呼吸が苦しくなる症状があり薬を吸引しています。
自分も、いつか深刻な病気になるかもしれないとおびえながら暮らしていますがアスベストによるものかどうか詳しい診察は受けていません。
同じ行く末をたどるのではないかと不安が募るからだといいます。
古川和子さんは仕事でアスベストを扱っていた夫を亡くしたのをきっかけに実態調査や被害者の支援を始めました。
この10年で古川さんは被害が新たな広がりを見せているといいます。
これまでは工場や周辺で被害が確認されましたが幅広い場面で使われたアスベストの被害が明らかになってきたのです。
医療現場では、かつて手術の際に使うゴム手袋にアスベストを含む粉末をまぶす作業をしていた元看護師が中皮腫になって死亡しました。
教育現場では化学の実験で使う道具を用意するためひも状のアスベストを切る作業をしていた元高校教諭が死亡しました。
さらに今後も一般の人たちが新たな被害を受けるおそれがあると警告しています。
アスベストは、かつて断熱材などとして多くの建物に使われこうした建物が老朽化してこれから解体の時期を迎えるのです。
アスベストを含む疑いがある民間の建物がいつ、どれほど解体されるか国土交通省が推計したグラフです。
今から13年後の平成40年にピークを迎え年間10万棟が解体されるとしています。
解体作業ではアスベストが飛び散らないよう対策を取ることが義務づけられています。
しかし多額の費用がかかることなどからどこまで徹底されるか疑問視する声が上がっています。
国土交通省や各自治体は民間の建物でアスベストを除去する際作業費用を補助する制度を設けていて建物を解体する前に、この制度を利用してアスベストを除去してほしいと呼びかけています。
また大阪府などは解体現場で対策が徹底されているか今後、監視や指導を強化したいとしています。
太平洋に面する地域にある25の大学の学長が集まった会議が大阪で始まりました。
教育や研究の面で国際協力をどのように進めていくかを話し合います。
この会議、互いの協力関係を強めようとアジアやアメリカ、オセアニアなどの国と地域にある45の大学で作る環太平洋大学協会が毎年開いています。
日本での開催は2回目で25の大学の学長が出席しました。
開会式で主催者を代表して大阪大学の平野俊夫学長は学問を通じ、ことばや文化の違いを超えた調和ある多様性を創造することが21世紀の大学の役割だと確信しているとあいさつしました。
このあと文部科学省の前川喜平審議官が講演し海外により多くの留学生を送り出すため国内の大学で行われている教育改革などについて説明しました。
会議は、あすまで開かれます。
次世代のリーダーや専門家の育成に向けた大学の役割や教育や研究での国際協力の在り方について話し合います。
続いてホットリポート関西です。
滋賀県で始まった赤ちゃんの命を救おうという取り組みについてです。
滋賀県は出生率の高さが全国でもトップクラスの一方、胎児や新生児など赤ちゃんの死亡率は平成25年度、高いほうから数えて全国10位と全国平均よりも高い状態が続いています。
この状況を打開しようと滋賀県内の産科医たちが立ち上がりました。
目指すのは母親たちに妊娠のリスクを正しく伝えることです。
無事に生まれた元気な赤ちゃん。
滋賀県では毎年1万3000人前後が産声を上げています。
少子高齢化が課題だといわれる中出生率は全国でもトップクラスです。
その一方で胎児や新生児など赤ちゃんの死亡率は高い状態が続いています。
これが5年間で亡くなった赤ちゃんの全部の資料なんですよね。
救えた命はなかったのか。
滋賀医科大学の高橋健太郎特任教授をはじめとする県内の産科医ら12人が調査チームを発足させました。
調査チームは厚生労働省の許可を得たうえで平成19年からの5年間に県内で亡くなった胎児や新生児のうち担当医にアンケートできた290人について亡くなるまでの経緯を調べました。
全国でも初めての大がかりな調査です。
その結果、亡くなった赤ちゃんの4人に1人は救えた可能性があったことが分かったのです。
調査チームが注目したのは赤ちゃんの胎動に関するデータです。
胎動がなくなったり少なくなっていることを感じていた母親は66人。
このうち24時間以内に病院に行ったのは16人にとどまり中には10日以上、放置していた母親もいたのです。
赤ちゃんの命を救うために異変に気付いたらすぐ病院に来てほしい。
そのきっかけになればと高橋教授らは県内の18の医療機関で胎動チェック表の配布を始めました。
チェック表には10回の胎動を感じるのにどれくらいの時間がかかったかを記入してもらいます。
行政も妊娠中の女性にリスクを正しく伝える取り組みを始めています。
妊娠の初期のリスクスコアの自己チェック表というのがあるんですけど記入してもらってよろしいですか。
母親たちの生活習慣や病気の履歴などから妊娠のリスクを数値化するシートです。
高橋教授たちが導入を呼びかけ滋賀県では母子手帳の別冊として母親に手渡しています。
40歳で初産のこの女性。
ここの4点以上のところに該当するんですね。
ちょっと気をつけてくださいねというような指標になります。
リスクを自覚するとともに医師への相談も促されました。
赤ちゃんの命を守るために母親の意識をどう変えていくか。
医師や行政などが一体となった取り組みが進んでいます。
高橋教授は1人でも多くの赤ちゃんを守るためにも妊娠している女性は何かおかしいと感じたらすぐに病院に行って自分の状態をきちんと医師に伝えてほしいと話していました。
こんばんは。
スポーツです。
サッカー女子のワールドカップで2大会連続ベスト4のなでしこジャパン。
準々決勝から一夜明け、現地で準決勝に向けた調整を始めました。
この日の練習では準々決勝で先発を外れた選手たちがおよそ1時間ミニゲームなどを行いました。
準決勝で対戦するイングランドは優勝した前回大会で唯一敗れた相手です。
ワールドカップ6試合目。
主力に疲れも出る中で試合展開に応じて、どのように控えの選手を起用していくかも勝敗のカギを握ります。
準決勝は日本時間の来月2日午前8時、キックオフです。
ここまで5試合すべて1点差で勝ってきた勝負強さを見せてほしいです。
続いて大相撲です。
来月行われる名古屋場所の番付が発表され豪栄道が大関として6場所目を迎えます。
豪栄道は先場所の取組で左肩を骨折しその回復具合が気になります。
昇進後、2桁勝利がないのでまずは、それを目標に優勝争いに絡んでいってほしいです。
最後にプロ野球の速報です。
スポーツをお伝えしました。
こんばんは。
気象情報です。
きょうは梅雨を忘れて夏を思わせるくらい1日よく晴れて、すっきりとした青空が広がりました。
そんな中、大阪放送局前の木を見ると、なんと羽化する前のセミの幼虫を見つけました。
そして奈良ではきょうはニイニイゼミの初鳴きを観測しています。
ところがあすからはまた梅雨空が戻ってきそうです。
あすのうちに中部や南部では雨の降りだす所がありそうです。
あすお帰りが遅くなる方は傘があったほうがよさそうです。
2015/06/29(月) 18:10〜18:30
NHK総合1・神戸
ニュースほっと関西▽石綿被害発覚から10年▽赤ちゃんの命を守れ[字]
▽ホットリポート関西「赤ちゃんの命を守れ」▽石綿被害発覚から10年・遺族の思い▽スポーツ▽気象情報
詳細情報
番組内容
▽関西各地の「ホット」なニュースや「ほっと」する話題を深く掘り下げる「ホットリポート関西」。胎児や新生児など赤ちゃんの死亡率が高い状態が 続いている滋賀県で、母親たちに妊娠の「リスク」を正しく伝えようと県内の産科医たちが立ちあがりました。新しい命を守る取り組みをリポートします。
出演者
【出演】森田洋平,赤木野々花,中山奈奈恵,坂下恵理
ジャンル :
ニュース/報道 – ローカル・地域
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