生字幕放送でお伝えします
3万本が山に咲き乱れる吉野の桜。
天に向かって、そそり立つ吉野杉。
きょうは奈良県の吉野町で木の癒やしをたっぷりと味わっちゃいますよ。
癒やされる「ひるブラ」です!
この町では至る所にこういった木材が積まれているんです。
今、特産の吉野杉を乾燥させているところなんです。
このあと板や柱にこの木材たちはなっていくんです。
本当にそばを歩くだけでいい香りがして、まるで森の中を歩いているみたいな。
癒やされますよ。
桜と杉全国ブランドの木に囲まれたここ吉野町。
峰さん木の香りいっぱいですよ。
また女性2人というのが癒やされます。
天気もいいようですね?
こちらは30度超えという。
でも山からの涼しい風が吹いてとても気持ちいい天気です。
吉野町は桜や杉だけで有名なだけでないんです。
よい木が集まってくる町なんです。
町を流れる吉野川です。
かつて、この川は切り出した木を運ぶのに使われてきました。
山にも川にも近いからこそ古くから林業の町として栄えてきたんです。
今も、この町には製材所が立ち並び周囲の山で切られた木が日々、集まってくるんですよ。
そんな吉野で今、人気なのがこちら!自慢の木をふんだんに使ったおうちです。
こちらのモデルハウスは吉野の製材所が木の魅力を知ってもらおうと3年前に造ったんです。
木のお宅は、いいですよ。
町の外からも注文が相次ぐような人気ぶりなんですけど見てください。
もう、一面に木目がきれいに出てまして…。
そして、窓を広くとっていることでデザインも非常に重視しているということで。
中に入ると木のよさがもっと分かるものがたくさんあるのでちょっとご案内したいと思います。
私も中、一緒に見たいんですけど一足先に次のスポットへ行ってまいりますので後ほどです。
早速入ってみるとすでに、こちらウッドデッキなんですけどこれね、コウヤマキという木を使っているんです。
コウヤマキという木は水に強くて腐りにくいのが特徴なのでこうした屋外のウッドデッキには最適なんですね。
もう木の木目がばっちり見えてるんですが注目していただきたいのはこちらなんです。
吉野の和紙を一面に貼っているんです。
吉野は和紙も有名ですからね。
こうやって和紙を貼ることで温かみが出てますよね。
壁が和紙?
壁紙が和紙なんです。
この木の引き戸を開けてお邪魔します。
早速、見えてきた階段なんですけれどもこの階段、それぞれ板の部分がケヤキになってるんです。
ケヤキは非常に強いのでこういう床の板とか階段の板にいいんですよ。
デザインも木を見せるためにすてきな見えるデザインになってますね。
峰さん、もうね、窓が広くて開放感あふれて吹き抜けもすてきですよね。
築3年なんですけれども木の匂いが辺りからしてきて。
さらに注目していただきたいのはこちらです。
このいすとテーブル。
これは、ナラの木を使っているんですけどもこのテーブルの色の違い分かりますかね?
コントラストがありますね。
これ、同じナラの木なんですけどもそれぞれ、色がこれだけナラの木の中でも違うんです。
違う色の板を使うことでテーブルのデザインをかわいらしく見せているんです。
さすがですね。
ナラならではですね。
峰さん、さすがですね。
この床が本当につるつるなんですけど桜。
桜は傷がつきにくいという特性があるのでお子さんがいる家なんかにでも床には最適ですよね。
家具なんかも桜で作ったりしますもんね。
最後、柱。
これ、杉の木なんですけど杉の耐久性が強いのでこうした柱とか部材に、非常にちょうどいいんですね。
さらに工夫ありますよ。
こちら窓を引き出してみます。
これ、ガラスの窓なんですが手前に障子の引き戸があるんですね。
これも吉野和紙で?
これは、すいません。
吉野の和紙ではないんです。
この間の空間が実は、ちょっと見ていただきたいポイントなんですがガラスと和紙の間に空間があることで空気の層ができるんですね。
この層ができることによって断熱効果が上がって夏涼しくて冬暖かいおうちになるんです。
見えないところにも、まだ木の特性を生かしているんです。
これ、壁、音、聞いてください。
これ木なんですよ。
これ、杉の木が中に入っているんですけどその上にしっくいを一面、塗っているんです。
木だけだと圧迫感が出てしまうので木の色と、しっくいの色のコントラストでデザイン性を非常に重視したお宅なんですよ。
しっくいだといいですよね。
空気もよくなりますからね。
最近、豪邸を建てられたそうなんですが。
最近じゃないですよ。
もう何年も前。
どうですか?こうした木に囲まれたお宅というのは。
うちもね、「みどり」に囲まれてますから、私が。
そっちですか。
木のほうです。
今、おうちを持ってる峰さんにも朗報なんですけども木に魅せられたリフォームをする方が増えているそうなんです。
こちらはモデルハウスを造った製材所の社長のご自宅。
築40年以上の一軒家をリフォームしたところまさに吉野の木でいっぱいのお部屋になりました。
こんな工夫もあるんです。
レールでつるした杉の壁を引くと…。
隠された小部屋が現れます。
さらにキッチンも木で覆い統一感を出しました。
もちろん、ここももともと普通のシステムキッチン。
表面だけをヤマザクラの板に変えたんです。
ちょっとした工夫で木に囲まれた暮らしが実現するんですね。
もうすでに峰さんのようにご自宅をお持ちの方もこういった工夫でリフォームできるということなんですね。
こうした木材、吉野の職人が一本一本加工したものなんですけど木の価値を高めるために職人のある技があるんです。
鈴木さん、お願いします。
私は、製材所にやってきました。
ヘルメット、似合ってるよ!
ありがとうございます。
後ろに丸太があるんですけどまず皮をむくんですよね。
そのうまくむくと木の価値も高まるんです。
その皮をむく機械というのがこの後ろにある大きな機械。
これで皮をむいちゃうんですよ。
コントロール室で操作してくださるのは森口さん。
そのどうやってを今から見せていただきたいと思います!始まりましたよ。
木の凹凸に合わせて目で見て刃の位置を操作して、木の皮だけをむいていくんです。
表面の木の皮だけがどんどん、今むかれていってます。
今、ちょうど、徐々にむいていっていますね。
木の皮を傷つけないようにむくのが、ここがプロの技が光るところなんです。
削れてきた!
皮も結構、勢いよく出ていて、音もするんですけどでも、木の凹凸に合わせてむくのが難しいということなんです。
しかもこれがまた木の価値を決めるということもあるので気の抜けない作業ですね。
あっという間にあんなに大きな丸太が…。
きれいな木目見えてきましたよね。
これ行ったり来たりしながらむいちゃうんだ。
そうなんです。
あ、終わりました!今、上にあるものと同じものがこちら、下にも特別にあるんですけども本当に木目がつるつるしてて刃の傷がないんですよね。
本当に滑らかになってます。
割と木の表面だけがきれいに削れていてむだなく削るというのがすごい難しい作業です。
これこのあと仕上げするわけでしょ?
このあと、さらに木の価値を高める大切な工程があるんですよね。
荒木さん。
その木の価値を高める工程とはこの丸太を切る作業なんです。
これ、杉の木なんですけどどこで切ってどんな木目を出すかによって木の値段が大きく変わってきてしまうんです。
それでは、製材所の石橋さんにちょっとお手伝いいただきながらご紹介していきたいと思います。
やる気満々!よろしくお願いしますよ。
石橋さんにお持ちいただいたこちらの板なんですがこれ、画面の右側の板と左側の板、節があるのでこちらのほうがお値段は安くなってしまうんですが峰さん、この2つの木値段、何倍ぐらい違うと思います?
倍ぐらいですか?
石橋さん、何倍でしょう?
もっとですね。
4〜5倍。
いくらと、いくらですか?
これ1000円くらいとしたらこれ200円くらいかなと思います。
節があるだけでそれだけ変わってくるんです。
さらに、こちらの板はどんなところがいいんでしょうか?
こちらは目がきれいですよね。
色がきれいですよね。
目がきゅっと引き締まっているでしょ。
一本一本の木目がしまってるということですね。
どの方向で切っていかにいい木目を出すかに職人さんの腕がかかっているということなんですね。
木の切るのが帯ノコという機械です。
ここのところがノコギリになっているんですがこのノコギリがぐるっと、ぐるーっと一周しているんですね。
これが、ぐるぐる回って木を切っていく。
ある意味チェーンソーみたいな感じですね。
それでは、早速職人さんの技を見せていただきたいと思うんですが石橋さん、これはどういうふうに切ればいいですかねこの木は。
この子は、樹齢でいうと100年くらいの木なんです。
だからなんとか大切に扱いたいしいいもの作りたいんです。
だから、木を見てどう曲がっているかとか節はどこにあるかとか判断して見ていきます。
見せてくださいよ、早く。
1回目が試し切りで2回目が本番なのでよく見ててくださいね。
石橋さん、お願いします。
これ、今、木の木目の感じをよく確かめてらっしゃいますね。
位置は、このままでよさそうですね。
もう職人の目になってますね。
職人さんの経験と勘が非常に重要な作業です。
ちょっと回転させましたね。
位置を止めて…。
これで値段が決まってしまうので慎重に。
100年で結構詰まってるんですねもっと大きいかと思ったらこれで100年なんだね。
目が見えてるわ。
年輪が。
今、レーザーが当たっているの見えますかね?これ、切る位置をレーザーで示しています。
今は、いろいろ進んでるから。
科学が。
いよいよ試し切りです。
これで、どんな目が出てくるか分かりますね。
速いですね!
あっという間ですね。
100年の木ってこれなの?目がすごい!芸術的ですね、これは。
石橋さんがもう木目をチェックして。
これ、出てきた目によって厚さを決めていくんですね。
本番、お願いします!いよいよ入刀です!
100年物となると皆さん結構、緊張するでしょうね。
この作業が非常に重要な作業なんですがベルトコンベヤーで出来上がった板が運ばれてきました。
これが自動で、われわれのもとに届きます。
石橋さん、どうですか?
いいですね。
いい木ですねすごく、いい木でした。
見てください。
すっとしててまっすぐ。
まっすぐなんですよね。
この木目がまっすぐってことなんですね。
これ、僕たちの肌の色に近いんです。
日本人の肌の色に。
これが本能的に安心する色なんですね。
節がないでしょう。
経験と勘が、もうばっちりさえましたね。
この木材の町の知恵はこれだけではないんです。
なんと、こうした木材の切れ端を利用して、あるヒット商品を作っていらっしゃる方がいるんです。
鈴木さん。
はい、こちらには吉野町のエジソン製材所社長の喜多さんに来ていただきました。
人気ブランドとも契約していて人気のアイテムを作っていらっしゃるんですよ。
今、目の前に、用意していただいているんですけど積み木なんです。
こんなふうに組み合わせるものもあったりとか峰さんが先ほど気付かれたこの顔。
真ん中のお鼻の部分がこんな卵になっているんですよ。
すごいきれいで滑らかですよね。
というのも喜多さんがいろんな破片を組み合わせて子どもの想像力を豊かにしてほしいという気持ちも込められているんですね。
そしてこの積み木を作っている機械こちらにあります!奥に入って、見てみましょう。
これは、中でどういうふうにするものなの?
こちら!このもともとあった木の破片を大きい丸の中で回して角をとってこういった滑らかにすることで先ほどのような積み木ができるんですよね。
喜多さんと一緒ですね角のないね。
そうです!
喜多さんこういうアイデアはどこから生まれてくるんですか?
いろんな方との交流の中でアイデアをいただき、実践して商品作りにしています。
それと生き残りをかけて必死にやっています。
峰さん!ほかにも喜多さんが作った女性に人気のアイテムがあるんです。
なんか化粧品とかそういうものですか?
この奥のタンクに入っているんですが…。
開けていただくと…。
木材を乾燥させる装置で油を抽出しております。
それがこちらになるんですが…。
ヒノキのアロマオイルです。
どんな感じ?
もうすごい爽やかないいヒノキの香りがします。
一日中、かいでても気にならない。
これはいいですね。
これねヒノキに熱を加えるといい香りの成分がしみ出すんですね。
なんとこのヒノキ。
1トンほど中に入っているんですがここから5リットルしか採れない非常に貴重なオイルなんです。
貴重なオイル今つけちゃいました。
今、人気があるんでしょ?
そうなんですよ。
すごく爽やかで夏にぴったりですよ。
爽やかに、これで暮らせますね。
新緑の中にいるようなそんな気分です。
もう家からなんとアロマオイルまで木を余すところなく使っているこの木材の町・吉野町。
(希)圭太が好きや。
2015/06/29(月) 12:20〜12:45
NHK総合1・神戸
ひるブラ「ステキに使える!吉野の木材〜奈良・吉野町〜」[字]
木の特性を生かしたこだわりの家や生活グッズが注目されている。木材の町、奈良県吉野から最新のウッドアイテムをご紹介!端材からおしゃれ用品を生み出す発明職人も登場!
詳細情報
番組内容
【ゲスト】鈴木ちなみ,【コメンテーター】峰竜太,【司会】荒木美和 〜奈良県・吉野町から中継〜
出演者
【ゲスト】鈴木ちなみ,【コメンテーター】峰竜太,【司会】荒木美和
ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
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音声 : 2/0モード(ステレオ)
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