国本武春の演芸図鑑・選「こいる順子、三遊亭歌武蔵、小錦八十吉」 2015.06.28


おはようございます。
国本武春でございます。
待ってましたと言いたいものはうまい朝飯この番組という事で朝ごはんのおいしい日は何だかもう一日が幸せな気持ちになりますね。
という事で本日の演芸はまずは漫才でこいる順子のお二人。
コンビの枠を超えて大活躍でございます。
それから落語は三遊亭歌武蔵さん。
相撲の世界から寄席の世界に。
スケールの大きいお笑いが特徴でございます。
どうぞ。
ヘーヘーホーホーホーホーホー。
いや〜どうもどうもどうも。
いや〜どうもどうも。
ちょっとおねえさん!何何?ちょっとちょっと。
これはちょっとまずいんじゃない?どうして?これは僕のたった一つのギャグだからさ。
それ先にやられちゃったら何かこっちやりにくいからさ。
何よこの人全然分かってないの。
今の時代は最初やった方が勝ちなの。
ヘーヘーヘーヘーホーホーホー。
(拍手と笑い)ほら見なさいよ。
まあね大先輩が言うんだからしょうがないね。
じゃあやけくそでこの辺でヘーヘー。
これはいいんだ。
家元にはかないませんけどね。
皆さん聞いてくれる?今ねうちののいるさんが入院してるからね。
コンビ別れした訳じゃないんですよ。
お酒飲んでねチャリンコ乗ってコケちゃってね。
なにも酒飲まなくたって震えてんだからよ。
震えちゃいませんけどね。
両足をね複雑骨折でね。
じゃあ医者に診てもらってる?もちろん医者にかかってます。
どういうお方?先生?ケーシー高峰って先生で。
(笑い)それじゃあ治る訳ないよ。
とりあえず今とても元気で入院中でございますのでね。
だからお酒はね気を付けなきゃいけませんよ。
私も漫才約50年近くやってますけどねまさかこの年で介護漫才やろうと思ってなかったんです。
何を言ってんのよ。
私なんてこんな若い人と漫才やってるから。
ちょっと待ってよこんな若いってそれほど若かないよ僕だって。
私より年下じゃない。
だから心臓がドキドキしてるの。
えっ!?心臓がドキドキしてんのよ。
心臓ドキドキすんの?うんドキドキよ。
あ〜それは病気だよ。
今度は病気かよ?だってこの前聞いたけどこの前倒れたんだって?そう。
たまに倒れる事あんのよね。
たまに倒れるってどういう意味?厚化粧で息ができなくなって。
情けないね〜。
でもね順子さんってのはね僕は長い事おつきあいしてるけどスタイルが全然変わってないんですよ。
変わりません。
見てもお分かりになるでしょ。
この美しいさ…。
自分で言わなきゃ誰も言ってくれない。
美しい。
食事に気を付けてんですよ。
やっぱり女性だね。
一日2食ですよ。
一日2食?昔は何かね2食だったんですよ大昔はね。
あとの1食は誰かにごちそうになんのよ。
それで栄養のバランスをとってんのよ。
せこいねそれもね。
せこい事が人生だっていう事よ。
それもいいけどねこのおねえさんご存じの方もいるけども結構踊りがお上手ですから。
6月の6日から日本舞踊習ってんですよ。
6月の6日から?そうよ。
何歳の?何歳の?6月の…。
いいんだよいちいち。
6歳!6歳の6月って言う。
大したもんじゃない。
私だってねおかしくなる時あるんだよ。
でもねこの人も歌がうまいんですよ。
うまくはないけどただ好きなだけカラオケ行ってますけど。
いい声よ皆さん。
いやそんな事ない。
聞きたいと思いませんか?
(拍手)やめて下さいよそんな!そんなうまくない。
ただ好きなだけ。
やっぱり子どもの頃歌手になりたいと思った事はあります。
でもねのいるさんと知り合ったとこが歌声喫茶なの。
ご存じないよね?歌声喫茶。
若い子ご存じないでしょうけど。
ロシア民謡中心に歌ってたんですよ。
どういう歌だっけ?・「リンゴの花ほころび川面にかすみたつ」とかね。
・「夜霧のかなたに別れを告げ」やだな〜。
ロシア民謡。
誰も聞いた事ないでしょ若い子は。
こういう歌あったんですよ。
やんなっちゃうよ。
あんた震えてばっかしいてよ〜。
震えてる?震えてる。
ランララランって。
いくらロシアが寒い所だって震えなくたっていいじゃないのよ。
ちゃんと歌ってちょうだいよ。
お客さんが納得してるんだから。
そう?そんななってました?なってたよ。
ちょっとキーが高かったかな?じゃあ低いのにすればいいんだ。
僕はね低音ってやつ。
いいね〜。
しびれちゃうな低音なんて。
例えばねフランク永井さんっていたじゃない?かっこいいな。
僕の大好きな「おまえに」って歌があるんですよ。
じゃあ今日はちょっと…。
「おまえに」ね。
・「そばにい〜てく〜」
(笑い)やめた!
(笑い)皆さんね歌ってのは笑って聴くもんじゃないですよ。
あのね自分で言ってんのがおかしいんだよ。
震えてんだよ。
「そばにいてヘヘヘ」だって。
さっきも震えてりゃ今も震えてんだよ。
ちゃんとしたのを歌ってちょうだいよ!なってた?そういうふうに。
そうですよ。
そうか。
じゃあ今日はちょっと趣向を変えて歌ってみましょうか。
よく皆さんがさお風呂の中でタオルなんか載せるといい声がエコーがかかってさ。
何とも言えないのよ。
じゃあそれお願いします。
ちょっとハンカチか何かない?ハンカチ?悪いねちょっと貸してくれる?ハンカチ。
じゃあいいや自分の使うから。
何!最初から言えばいいじゃないのよ!汚れちゃうからやだなと思って。
ケチだね〜。
形はよくないんだけどね。
じゃあ今日はこういう形でね。
おっかっこいいよ!すばらしい!似合うな!来てる来てる。
ほらほらほらほら。
いい感じだ。
(低い声で)・「そばにいてくれるだけでいい」
(拍手)すごい!この拍手ですよ。
全然違ったでしょ?いい声でしょ?たまらないわよ。
しびれちゃったな。
だから言わないこっちゃない。
・「そばにい…」
(笑い)いくらうまいからって同じような事歌うんじゃないの。
「そば」を歌ったらたまには「うどん」もいくんだよ。
そばとかうどんって…。
ちょっとおねえさんお願いあるんだけどさ僕一人でね歌ってても能がないからさせっかくだからさ踊り…当て振りできるでしょ?じゃあやらせて頂きます。
(拍手)きれいな人ばっかしの前だけどやらせて頂きます。
じゃあひとつよろしくお願いします。
(低い声で)・「そばにいてくれるだけでいい」・「だまっていてもいいんだよ」
(高い声で)・「ぼくのほころび」
(低い声で)・「縫えるのは」・「おなじ心の傷をもつ」・「おまえのほかに」
(手拍子)・「誰もない」
(高い声で)・「そばにいてくれるだけでいい」いつまでやらすのよ!いてっ!
(拍手)すばらしいですよ踊りね。
いや〜そんな事はありません。
でも僕は思うんですけどね順子さんがお元気なのはねやっぱり踊りで体を動かす事は健康にいいんですよ。
血液の回りがいいんですよ。
あなただってそうでしょ。
大きい声出すからおなかから声が出てるから。
声出す事は健康にいいですからね。
血液が回ってんですよ。
だから皆さんもね何はともあれ健康でないと駄目ですからね。
健康さえあればね命なんかいらないって言いますからね。
いい加減にしてよ。
(笑い)
(拍手)
(拍手)
(拍手)ただいまの協議について説明致します。
(笑い)芸名を三遊亭歌武蔵と申します。
これを機会に覚えて帰って頂ければと思います。
もう一回言います。
芸名を三遊亭歌武蔵。
本名を松井秀喜と申します。
(笑い)よろしくどうぞごひいきを願っておきます。
(拍手)近頃は古いものが見直されておりましてね骨董ブームですとかレア物ブームなんて事をいいまして例えば亡くなったおじいさんが大事にしてた茶わんがあったら掛地があったらどれぐらいの値打ちがあるんだろうか分からない。
押し入れの中首突っ込んで出してくるんですけども誰もそういう値打ちが分からない。
どうしたらいいだろう。
じゃあテレビ出してみようってそういう番組がはやってますね。
あの番組に出てらっしゃる鑑定家の先生に話を伺いますってえと名品お宝というのは東京の真ん真ん中よりは地方郊外田舎の方が出る確率が高いんだそうで。
これは今に始まった事でなく昔もそうでしてね。
江戸の真ん真ん中よりは地方郊外田舎の方が出る確率が高かった。
諸国を旅から旅へ経巡り歩きましてね大きな蔵なんか見つけるってえとずかずかずかっと入っていってあるじ立ち会いの下中を物色してこれはという品物を見つけるってえと僅かばかりの銭を渡してこれを我が物にして江戸へ持ち帰り高く売りつけた。
そういう商売の人がいたんだそうで。
こういう商売の事を果師といったんだそうですな。
はたし。
今回もこの果師諸国を旅から旅へ経巡り歩いたんですがろくなものはない。
いっぺん江戸へ帰って仕切り直そうじゃないかという江戸への帰り道でございます。
歩いておりますってえと目の中に茶店が飛び込んでまいります。
表に縁台が出ている。
市松模様のござが掛かっておりましてこの上にたばこ盆の一つも載ってようという。
皆さんが時代劇やお芝居で見るあの茶店ですね。
中のぞき込むってえといかにも人のよさそうなおじいさんが火吹き竹でもって火ぃおこしてる。
脇でもって猫が一生懸命おまんまを食べてる。
そういう茶店でございますな。
「ごめんよ!おう!邪魔するぜ!ごめんよ!」。
「ハッハッハッハッ…。
ハッハッハッハ…」。
(笑い)「ようこそおいで下さいました。
ええええ。
今来るんじゃないかってうわさをしてたところでございますよ」。
「何言ってるんだいじいさん。
俺この茶店へ寄るのは初めてだよ。
第一うわさも何もじいさん一人しかいねえじゃねえか」。
「はいはい今この猫とうわさをしておりました」。
「面白えじいさんだね。
どうでもいいけど歩きづめ。
喉渇いちまってしょうがねえんだ」。
「ああさようでございますか。
それでございましたら冷た〜い麦湯と熱〜いお茶とございますがどちらに致しましょうか?」。
「何だって?冷てえ麦湯?いいね。
でもこうやってな歩いて汗になっちまった時はかえって熱いものがいいってからな。
冷てえ麦湯…熱いお茶…。
いややっぱり冷てえ麦湯かな?いや熱いお茶かな?」。
「随分とお迷いのようでございますね。
いかがでございましょう?中を取りましてぬる〜い水というのは?」。
(笑い)「勘弁してもらおうじゃねえか。
分かった。
じゃあなその冷てえ麦湯というのもらおうか」。
「はいはい今ちょっと切らしておりまして」。
「はなっから言えよだったら!じゃあいいや熱いお茶で。
頼むぜ!あ〜あ今度はろくなものがなかったね。
がらくたゴミばかりだよ。
まあしょうがねえや。
長え事やってるとこういう事もあるんだ。
まあいっぺん江戸へ帰って仕切り直して今度は西の方へでも…おお〜!何でえこっから見る眺めはいい眺めじゃねえか。
はあ〜向こうの山々の上の方が真っ白になってやがる。
おっ下の方はもう随分と青くなってんだな。
ハッハ!ちょっとずつちょっとずつ春が近づいてんだなこれ。
でもなんだなこういう眺め見てるってえとこう了見が狭くならねえようなとってもいい心持ちだ。
おうじいさん!じいさんよこっから見る眺めいい眺めじゃねえか。
こういうのを見てるってえとなんだな了見が狭くならねえようなとってもいい心持ちだな」。
「はいはいさようでございます。
私もここからこれを毎日眺めておりますんでなあまり細かい事を気にしなくなりまして。
ええ。
この間もだんごをこねてたんでございますよ。
そこへアリが2匹ほど入ったんですがちっとも気になりません」。
「おいおいおい!それ気にした方がいいんじゃねえかおい。
いくらか気にしねえな」。
「ハハハ!どうもお待ち遠さまで」。
「おう待ってました待ってました。
頂こうじゃねえか。
あっち!あちいじゃねえか。
フッフッフ〜。
ズ〜!あちちち…。
あ〜大丈夫だ大丈夫だよ。
これぐらい熱い方がな汗がスッと引くわ本当だ。
フッフ〜。
ズ〜!あ〜!おおっ何でえちっけえけど川が流れてんじゃねえか。
キラキラキラキラ光りやがって。
これはな川底が銀砂になってんだよ。
だからこれだけ川面が光るんだ。
でもなんだな流れはきれいだけど魚の姿は見当たらねえじゃねえか。
おいじいさん!このちっけえ川流れはきれいだけど魚の姿は見当たらねえじゃねえか。
おかしくはねえか?」。
「はいはいいつでございましたかねメダカがみんな腹ぁ出して浮いてきたんでございますよ」。
「メダカが腹ぁ出して浮いてきた?そりゃ何か危ねえもんが混じって流れてんだよ。
でなきゃおめえよそんな魚がね腹ぁ出して浮くなんてねえんだ。
これねきっとね何か危ねえもんが混じって流れて…」。
「そんな事はございませんお客様。
それが証拠にお客様お茶を召し上がっても何ともございませんでしょ?」。
「ブ〜ッ!」。
(笑い)「これかおい?勘弁してもらおうじゃねえか」。
「あのお客様。
お客様のご商売は一体何なさってる方でございますか?」。
「えっ?俺の商売?俺の商売ね。
まあ諸国を旅から旅へ経巡り歩いてよ。
まあケチな商売だよ」。
「あ〜諸国を旅から旅。
あ〜…。
分かりました。
するとお客様のご商売は魚屋さん」。
(笑い)「ぶつよこの野郎。
旅から旅って言ってるんだから魚屋な訳ねえだろおめえ。
旅から旅へ魚を運んで歩いてみろよ。
魚みんな腐っちまうじゃねえか」。
「ハハハ!さようでございます。
ええ。
魚は足が早うございますんでなあんまり足が早くて飛脚も追いつかないぐらいでございますね。
ハハハハハ!アハハハハ!アハハハハハ!アハ…ゴホッゴホッ!」。
「おいおいおい大丈夫かじいさん大丈夫か?」。
「ハァハァ…。
私も若い頃から旅は大好きでしてなまあ一番好きなのが白足袋で。
アハハハハ!アハハ!アハ…ゴホッゴホッゴホッ!」。
「おいおい大丈夫かじいさん。
そんなむせるほど面白え事言ってねえぞ。
大丈夫かい?」。
「ハァハァ…。
いや死ぬかと思いました。
でも旅が好きなのは本当なんで。
ええ。
諸国を経巡りましてまあこの土地が人生の行き止まりというやつでしてお客様から頂くお代がですなまあ香典代わりという訳で」。
「やな茶店だねおい」。
変なとこ入っちまったってひょいと見るってえと猫が一生懸命おまんまを食べてる。
そのおまんまの入っている器を見て驚きました。
高麗の梅鉢と申しまして江戸へ持って帰れば百両2百両は下らないという。
「あれは高麗の梅鉢だよ。
あんなもんでおまんま食ってるよ。
知らねえっていうのは怖えな。
なんとかあれを俺のもんにしようじゃねえか。
どうしようか…ん?おいじいさん!じいさんよ。
おめえさん猫好きなのか?」。
「はあ猫は大好きでうちに帰ればまだ15〜16匹いるんですよ」。
「ほう俺のかみさんも猫好きでよ。
どうだいおめえのその猫こっちへ譲ってくんねえか?」。
「いやお客様これは毛が抜けましてな病かもしれません。
よした方が…」。
「いいじゃねえか。
あっ悪かった気が付かなかったな。
よし3両渡すからこの3両でその猫譲ってくんねえか?」。
「ハハハ!お客様こんな毛が抜けるものを3両という大金で。
どうぞどうぞ」。
「何だよコロッと変わるね。
どうでもいいけどよ俺これから宿行って晩飯食うんだ。
そいつにも晩飯食わせなきゃいけねえけどよほら猫は器が変わると飯食わねえっていうからよ今まで使ってたその汚え茶わんもらおうか」。
「アハハ!これは気が付きませんで。
どうぞこの木のおわんこれをお持ち頂いて」。
「じいさん人の話聞いてねえのか。
猫は器が変わると飯食わねえっていうんだ。
いいんだよ今まで使ってた汚え皿それよこしてもらおう」。
「ハハハ!どうぞこの木のおわんを」。
「じいさん俺3両出してんだよ。
いいじゃねえかそれぐれえ」。
「弱りました。
じゃあお話を致しましょう。
この皿は高麗の梅鉢と申しまして江戸へ持って帰れば百両2百両は下らぬ名器でございます。
とてもとてもお渡しする訳には」。
「何だって?その汚え皿が2百両?ハハッ!そりゃじいさんねだまされ…」。
「いや何と申されましてもお渡しする訳にはまいりません。
どうぞこれをお持ち頂いてその猫をかわいがってやって下さい」。
「かわいがるよ!冗談じゃねえな全く。
うるせえってんだチクショー!いてっ!いてっ!コンチクショー!おめえ向こう行け向こう!汚えな毛だらけになっちゃ…。
あの野郎じじいのくせに笑ってやがるよ。
おうじいさん!だったらよなんだってそんな高価な器で猫におまんまなんか食わせてんだい?」。
「はいこうしておりますとな時々猫があ〜随分の料金で売れますんで」。
(観客)あ〜!
(拍手)6,000キロの海を越え目指す土俵は15尺夢もでかけりゃ体もでかい行くぞ小錦よい男という事で今回のゲストはおなじみ小錦さんでございます。
どうも靴は35センチでございます。
足もでかいです。
35センチ!そうですか。
ありがとうございます。
今日は来て頂きましてね。
アロハで皆さん。
この雰囲気でね。
ジャパンアンドハワイみたいな感じで。
黄色と黒で。
ハハハハハ!私いろいろとコニちゃんとはねいろいろお仕事させて頂いてよく存じてるんですけどいろいろ歴史を昔のコニちゃんの積み重ねた歴史をいろいろ見さして頂いてねいかに小錦さんが夢を持って生きているかという事を私は感激した訳ですけどもまず生まれたハワイの環境ですね。
どんな環境で?そうですねちょうどハワイのオワフ島という島でナナクリという本当にオワフ島の一番西の方の町で生まれ育った場所で。
大家族で10人兄弟で。
10人兄弟。
その中で9番目で下から2番目で生まれた環境は本当に自然の中に。
いい事してこれたらおやじがOKしてくれて海行けるという。
それが私たちの子どもの頃一番楽しみ。
もちろん波乗りが一番…。
海は近いんですか?もう本当に歩いて2分ぐらいの所。
ただただ海ばっかり遊んで。
お父さんがいろいろやっぱり厳しい方…。
いや〜うちは厳しい。
もちろん僕相撲の世界入ったけどいつも話出るけど全然まだまだかわいいもん。
うちのおやじの方が怖くて。
相撲の厳しさよりも?あの場所で兄弟を10人ちゃんと育つ事がやっぱり親に対してすっごい大変な仕事。
みんな自分の部屋とかというものはなくてみんな一緒に…どんな感じなんですか?本当にお相撲の世界入った時にあっこれ懐かしいなと思った。
みんなで一緒に。
大部屋ですからね。
うちの大部屋の場合はおやじがいてお母さんがいてその年に誰か上の兄弟で子ども産まれた時必ずお母さんの横に寝て私たち横に寝てフロアでね。
畳…畳じゃないけどマットを引いてマットも全部お母さんの手作りマットで枕一つでみんな1人ずつ枕持って寝るだけという感じ。
じゃあここが誰とかじゃなくてザ〜ッと好きに寝て。
大体決まってる順番がね。
年の順番で。
だんだん年上とだんだん離れていく。
小さい頃は大きくなったら何になるかお相撲さんになろうなんて全然…。
相撲全然夢もみてないし…。
知らない。
あるのも分からなかった。
まだ小学校中学生辺りはずっとフットボール選手になりたいなって。
大体高校時代にそれちょっと切り替えあって学校行ったら法律の勉強すごく興味ある。
将来的にはそういう法律とか…。
そうですね。
弁護士の免許取ればそういう…。
弁護士になりたくないけど法律をしっかり勉強してからCIAとか…。
CIA!そっちの方。
すごいですね。
ずっとドラマ見ても必ずそういう…。
昔の「コジャック」とか「S.W.A.T」とかFBIとかそういうのばっかり見てたから。
「HAWAIIFIVE−O」とか。
いつかそれになろうと。
僕のいた学校結構頭いい人多かった。
僕の周りのクラスでももちろんFBIもいて弁護士もいて。
そう行こうと思ったところが…。
そのとこで相撲取りが…。
そのいきさつは大体高見山関があれしたっていうか。
ちょうど高校卒業…本当にあと何週間ぐらいで卒業ぐらいの時に学校サボって波乗りしてたワイキキで有名なワイキキビーチで。
そこである人が高見山関がよく知ってる人で声かけられてねそこで「おいお前相撲取りになれそうだ!」。
北の湖に似てるって言われたのね僕高校時代体がね。
当時もう150キロぐらいあった。
それはフットボールの体でやってるから。
ふくらはぎがヤシの木のド〜ンってこう。
そうでしたね。
それを見てこれは相撲いけるなって言われて高見山関会った時も「心配するな。
飛行機も全部こっちが払うし日本来たら住むとこがあるし食べる物もその部屋にあるしとりあえず全部タダだからね」。
頭の中タダタダタダというイメージが…。
お金かかんないって。
かからないから誰も負担かけない。
タダって言われたらもうこれしかないなと思って。
全然相撲も見た事も…。
見た事ないしやった事ないし形も全然分かってないし。
実は当時は家族を見ても経済的に結構きつかったね。
おやじが一生懸命やってるけど大家族でもちろん上の兄弟みんな大学行ったりとか勉強はタダになってる。
スカラーシップもらってるけどみんなスカラーシップもらってるけどその間ね。
例えばクリスマスの間の2週間のバケーションとか勉強以外は例えば本とか泊まるとことかそこで金かかるもんね。
私たちそんな金ないから。
でも必死でお父さんお母さんがあるお金送ったりしてるからやっぱり自分下の方だから見てるんだよこれが。
これはヤバいな俺が大学行ってスカラーシップ行っても…。
もう本当に使い果たして…。
これはちょっとねみんな親も見てかわいそうだった。
分かんないけどとにかくそこ飛び込んでやってみようという。
とにかく分かんないまんまに。
お父さんお母さんは相撲になるって言った時はどんな感じだったんですか?めちゃくちゃ反対された。
反対しましたか。
僕大体発表したの1週間前だから日本たつ。
それまで黙ってて。
ず〜っと黙ってて。
大学行くと思ってた。
いろんな大学からオファーが来てる。
それを見てるのね。
僕もどっちに行こうかってずっと悩みみたいな事をずっと見てたから。
だから突然自分が1週間前に親に言って「実はね僕もう日本に行く」という話したの。
やっぱりお母さん泣き崩してびっくりしちゃった。
何を考えてんだ。
本当にびっくりした。
もうテレビに言えない言葉いっぱい言われた。
うちのお母さん口悪いからね。
やっぱりショックだったのね。
なるほど。
上の兄弟みんなアメリカのメインランドの方に行っちゃったからやっぱり少なくても僕と妹は学校行くならハワイの大学の方に行ってほしいという話。
お母さんがね。
だいぶ自分で固まってたところが急にそうやって…。
そうそうそう。
急に僕がその話して。
でも僕行くってもう決まってる。
チケットも来てるからっていう話しましたからね。
それも親孝行のためっていうのもあって…。
もちろん全て親のために僕行こうと思ってた。
だから非常に怖い事しちゃったなと思った。
口に言っては簡単だけど本当にドキドキした。
ただそれを親の前に見せない事ね。
自分で行くって言ってね。
自分の責任100%持って行こうとしてるから。
その時出た時も「もしかして僕この相撲の世界に5年かかるかもしれない。
帰ってこないかもしれない5年の間に。
でも絶対強くなって帰ってくる。
約束する」みたいな強い事言って。
まあお母さんも本当に空港で泣きながらTシャツをこうやって引っ張ってくる。
行くなみたいな事をずっと言って。
それをやっぱりある程度飛行機に乗った瞬間もずっと泣いてたね。
あの光景だけは今でもね目ぇ覚めたらもう着いた成田にって感じがしてた。
2015/06/28(日) 05:15〜05:45
NHK総合1・神戸
国本武春の演芸図鑑・選「こいる順子、三遊亭歌武蔵、小錦八十吉」[字]

浪曲師・国本武春が、演芸界のよりすぐりの至芸をナビゲートする。演芸はこいる順子の漫才、三遊亭歌武蔵の落語。対談のゲストはKONISHIKI(小錦八十吉)

詳細情報
番組内容
浪曲師・国本武春が、演芸界のよりすぐりの至芸をナビゲートする。演芸はこいる順子の漫才、三遊亭歌武蔵の落語。対談のゲストはKONISHIKI(小錦八十吉)
出演者
【出演】こいる順子,KONISHIKI,三遊亭歌武蔵,【ナビゲーター】国本武春

ジャンル :
バラエティ – お笑い・コメディ
劇場/公演 – 落語・演芸
バラエティ – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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