(大澤)あ〜おなかすいた。
美沙何か食べて帰ろ。
(美沙)うん。
そうしよそうしよ。
(大澤)何食べよっか?え〜?うん。
(大澤)あっ…。
(美沙)んっ?
(大澤)う〜わ〜。
ラーメンか〜…。
並んでまで食べるってないよね?ないないない絶対ない!んっ?
(美沙)何?あれ小泉さん?
(美沙)小泉さん?
(大澤)そう。
小泉さん。
謎の転校生。
あ〜。
美沙あの子苦手。
何か転校してきてから誰とも話そうとしないし。
つんつんしてて嫌な感じ!まあまあそう言わずに。
出た〜三度の飯より美少女好き。
好物なの美少女。
(美沙)ちょっと!あっ悠!もう!私先帰るから!もう。
(大澤)小泉さん。
あっ分かるかな?私同じクラスの大澤悠。
小泉さん1人でラーメン食べたりするんだ。
意外ね。
意外ね。
(小泉さん)つるんで食べるものじゃないですから。
(店主)お待たせしました。
(店主)お待たせしました。
(大澤)うわ〜おいしそう。
(骨の鳴る音)いただきます。
ハァ〜。
なっ何?今のは!何て…何て奇麗な笑顔なの。
でもこのラーメン見た目はごく普通だけどそんなにおいしいの?あっ戻った。
ラーメンを見た目だけで判断するのは浅はか極まりないです。
えっ?こちら金色不如帰さんのそばじょうゆは豚足や豚肉を炊き上げたスープに魚介そしてラーメンには異例ともいえる大量のハマグリで取ったスープを合わせています。
まずは豚骨の甘味そこに魚介の香りが加わり最後にハマグリのうま味が口の中に広がる。
まさに極上のトリプルハーモニー。
これを普通のラーメンと言えるあなたの神経を疑います。
すっすいません。
すっすごい。
ハァ〜。
あれ?あ〜まかれたか〜。
(美沙)悠一緒に帰ろ。
あっごめん。
先帰ってて。
(美沙)えっ?ひょっとしてまた例の転校生?
(大澤)うん。
謎過ぎてたまらんの。
(美沙)たまらんのか。
たまらんたまらん。
あっ小泉さん!
(大澤)小泉さ〜ん!待ってよ!何でそんな急ぐの?またあなたですか。
ねえ小泉さん。
はい。
かばん持ってあげよっか?なぜですか?仲良くしたいからに決まってんじゃん。
まったく意味が分からないんですけど。
いいからいいから。
ほら。
結構です。
遠慮しないで。
ほら。
あっ。
あっ。
あっごめんなさい。
あっはい。
はい。
んっ?何?このハートマーク。
二郎って誰?ていうか何?小泉さん彼氏いたんだ?え〜そんな…。
これから二郎君と会うの?誤解です。
ねえねえ二郎君ってどんな人?邪魔しないからついてっていい?遠くでこっそり見るだけでいいから。
やめてください。
それに彼氏じゃないですから。
えっ?だって書いてあるじゃない。
今日の日付のとこに「二郎」って!二郎って誰!?二郎…。
(大澤)う〜ん。
まさかまさかの八王子。
電車に1時間も乗る羽目になるとは。
(大澤)ねえまだ?疲れたよ〜。
帰っていいですよ。
(大澤)そんな…。
着きました。
(大澤)あっ二郎って彼氏じゃなくてラーメン屋さんの名前だったんだ。
最初から彼氏だなんて一言も言ってません。
(大澤)えっ?でも何?てことはわざわざここのラーメン食べるために電車に1時間乗って八王子まで来たってわけ?それが何か?いやだってわざわざ…。
楽しみにしてたんです。
私にとってラーメン二郎は特別なんです。
とっ特別?ラーメン二郎創業は1968年。
70年代に入って港区三田に移転。
それ以来慶應大学生にソウルフードとして愛されると同時にその唯一無二の味に魅了される人が続出。
次々と支店も増え今では都内を中心に39店舗のお店があります。
メディアの取材もほぼNGであるにもかかわらず口コミだけで行列ができるというまさに圧倒的な個性と人気を誇るカリスマラーメン店なのです。
へ〜。
食事時をずらして来られたので行列はできてないですね。
ラッキーです。
では。
(大澤)ではって…。
ちょっと小泉さん。
おいしかった〜。
(店員)いらっしゃいませ。
(大澤)ホントだ。
まだ夕食前なのにほぼ満席。
すごい!でも…男ばっか。
(尾道)何だと?このど素人が。
何!大ブタだと!?さすが小泉さん男前。
大ブタって大盛りチャーシューのことだよね?私もおなかぺこぺこだから大ブタにしちゃお。
やめといた方がいいですよ。
大丈夫よ。
私こう見えてもかなりの大食いなんだから。
って…えっ?このお店ラーメンしかないの?ギョーザは?チャーハンは?B定食は?ありません。
じゃ余計に大ブタだ。
おい!
(大澤)えっ?
(荻窪)お嬢さんたち悪いことは言わねえ今すぐ小に変えな。
(大澤)はい?絶対大ブタなんて無理。
不可能!大丈夫です。
私こう見えてもかなりの大食いなんですから。
(尾道)ハァ〜。
(荻窪)あっ…。
はいお願いします二郎さん。
この方は二郎さんじゃありません。
はい毎度。
ねえねえさっきからうるさいあの人たち何なの?ジロリアンです。
ジロリアン?はい。
熱狂的なラーメン二郎ファンのことをジロリアンと呼ぶのです。
何それ。
ジロリアンはラーメンが好きなんじゃないんです。
はっ?ラーメン二郎が好きなんです。
はい?ジロリアンにとって二郎はラーメンではなく二郎という食べ物なんです。
もう何言ってるか全然分からないんですけど。
じゃ小泉さんもジロリアン?とんでもないです。
恐れ多い。
私なんかまだまだです。
(尾道)う〜ん。
濃厚な豚骨にキレのあるしょうゆが合わさった決してしつこくないコクとうま味あふれるスープ。
今日は特においしいぞ。
ブレてないな。
(荻窪)ああ。
小麦の風味を感じる力強い極太麺も健在だ。
ブレてない。
(大澤)ブレてない?ラーメン二郎は日によって味が微妙に違うんです。
えっ?あるときは濃かったりまたあるときは脂が多かったりと味がブレるのです。
えっ!?てことはおいしくできない日もあるってこと?まずい日もあるってこと?そんなのあり得ない!日によって味が違うなんて!
(尾道)うるせえ!「いつもおいしい」っていう大前提の上でブレてるだけだからどうブレようとも絶対的にうまいんだよ!まっその日その日の微妙なブレを楽しむという大人の遊び心を理解しろっていうのが無理な話かもな〜。
ハハハ。
おい見てみろよこのブタを。
今日の出来は最高だぜ!まさに神ブタよ。
えっ?今日の出来は最高?てことはチャーシューもまずい日があるの!?だから!
(荻窪)まあまあまあ。
俺たちジロリアンはそんな全てを愛してるんですよ。
何てったってラーメンは生き物ですから。
何その名言っぽい言葉。
(荻窪)あっちなみに二郎は各店舗によっても味や量が全然違うのでわれわれはそれも楽しむんです。
(尾道)ついでにもう1つ教えといてやるとだな二郎はイギリスの一流新聞ガーディアンで世界で食べるべき50の料理に選ばれたんだよ。
へ〜。
それは普通にすごいかも。
まあお嬢ちゃんたちにはそんな二郎の素晴らしさは分からないだろうから今からでもキャンセルしてさっさと帰んな!お嬢ちゃんお嬢ちゃんってバカにしないでよね!私だって立派な客なんですから!ラーメンの知識なかったら食べちゃいけないっていうの?えっ?シ〜。
(湯切りの音)やっぱりこの音素晴らしい。
音?湯切りの音です。
まったく分からない。
ニンニク入れますか?野菜マシマシニンニクマシマシアブラカラメで。
(荻窪)えっ?
(喜多方)ほう。
マシマシ?トッピングのことです。
野菜を多めに欲しいならマシ。
すごく多めに欲しいならマシマシ。
ニンニクも同じです。
さらにこってりにしたい場合はアブラ味を濃くしたい場合はカラメとお願いするのです。
いやちょっと待って。
店員さん今「ニンニク入れますか?」しか言ってないよね?野菜のことなんて一言も…。
ラーメン二郎では「ニンニク入れますか?」と聞かれたら野菜や脂の量など全てを答えるのが習慣なんです。
なるほど。
そちらの方ニンニク入れますか?あっじゃ全部マシマシで。
おい!
(荻窪)それは…。
駄目よ大澤さん無理です。
大丈夫よ。
私おなかぺこぺこのペコリアンなんだから。
知らねえぞホントに。
(店員)はいお待ち。
え〜!やっ山なの?富士山なの?世界遺産なの?麺が見えん…。
お嬢さん謝るなら今だよ。
この山はお嬢さんにはあまりに高過ぎる。
われわれは止めたんだ。
何度も止めたんだ。
しかし君はその制止を振り切った。
さあ険しい山ですよ。
お気を付けてお登りください。
わっ私…。
「私だって立派な客なんですから」あなたはさっきそうおっしゃいましたよね?えっ?あっはい。
さあどうぞ。
立派なお客さんならさぞ食べっぷりも立派なんでしょうね。
こっ小泉さんどうしよう…。
(骨の鳴る音)いただきます。
(荻窪)天地返し!?少しはできるようだな。
(大澤)天地返し?二郎の麺は超極太の上量もすさまじくスープを吸いやすくなっているから普通に野菜から食べ進めると麺がどんどん伸びてしまう。
天地返しってのはそれを防ぐためにあらかじめ麺を下から引っ張りだして野菜の上に避難させる。
と同時に野菜にもしっかりとスープのうま味を行き渡らせるというジロリアンの中では常識の技なんだ。
ハァ〜。
(大澤)この笑顔…この笑顔よ。
小泉さん本当にラーメン大好きなんだね。
あっやっぱり戻った。
お嬢ちゃん早く食べないと冷めちまうよ。
あっはい。
あっ写真撮ってもいいですか?
(店員)いいよ。
(シャッター音)
(大澤)いただきます。
う〜ん。
おいし〜。
(大澤)あ〜…もう無理。
残してもいいですか?仕方ねえな。
次からは小を頼みな。
ちなみに女性用にはプチってのもあるからよ。
はい。
すみません。
(大澤)えっ?嘘!?何で小泉さんはそこまでしてラーメンを食べるの?そこにラーメンがあるからです。
(大澤)ああもうおなかぱんぱん。
でも小泉さんと一緒にラーメン食べれて幸せ。
小泉さんまた一緒にラーメン食べに行こうね。
お断りします。
え〜?
(大澤)
これはラーメン大好き小泉さんのお話
今回小泉さんと一緒に行ったお店は…
おいしかった
(店主)はいお待ち。
(大澤)やっぱ朝からラーメンって…。
目が覚めた。
(美沙)赤!
(大澤)何これ。
あなたには絶対に無理です。
(美沙)辛っ!北極の辛さはこの店のラスボス級。
あなたが太刀打ちできるレベルではありません。
かりゃい。
2015/06/27(土) 23:40〜00:05
関西テレビ1
[新]ラーメン大好き小泉さん #01[字]
謎の美人女子高生・小泉さんがラーメンを食べまくる前代未聞のラーメンドラマ▽取材ほぼNG!大行列の人気店「ラーメン二郎」でド迫力の絶品ラーメンを食らう!
詳細情報
出演者
早見あかり
美山加恋
古畑星夏
他
番組内容
男性ばかりの行列ができる人気ラーメン店の最後尾に、ひときわ目立つ美少女・小泉さん(早見あかり)の姿が。その姿を下校途中に偶然発見した大澤悠(美山加恋)と中村美沙(古畑星夏)。小泉さんは、その美貌もさることながら、休み時間になっても誰とも話そうとせず、イヤホンを耳にうっとりとした表情を浮かべているとクラスでも謎多き転校生として話題になっていた。
美少女には目がない大澤が最後尾の小泉さんに近づき
番組内容2
話しかける。しかし、小泉さんからは言葉少なに返事が返ってきただけ・・・。ラーメン店へ入る小泉さんにつられて、大澤も入店するとやがて二人の前にラーメンが差し出される。すると、これまで無表情だった小泉さんの表情が一変して・・・!?
スタッフ
【脚本】
久馬歩
阿相クミコ
【編成企画】
赤池洋文
【プロデューサー】
久松大地
【監督】
松木創
池辺安智
【制作】
フジテレビ
【制作著作】
共同テレビ
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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