与党セヌリ党のユ・スンミン院内代表の今後の処遇について、セヌリ党と大統領府との間で緊張状態が続いている。朴槿恵(パク・クンヘ)大統領から辞任の圧力を受けているユ氏は26日、大統領に謝罪したが、大統領府の反応は今なお冷たい。朴大統領の政務特別補佐官を務めるセヌリ党の尹相現(ユン・サンヒョン)議員はこの日、ユ氏に対して院内代表を自ら退くことを公の席で要求した。
大統領府の幹部もこの日「ユ氏が辞任しないのであれば、党・政府・大統領府の3者による政策調整協議会を開催する計画も現時点ではない」と明言した。与党の院内代表、経済・社会副首相、大統領府政策調整首席などが出席するこの協議会は、ユ・スンミン院内代表体制が発足した後、大統領府がセヌリ党の要求を受け入れ発足した。最近は5月末に協議が予定されていたが、「国会法改正案」で与野党が合意したことに大統領府が反発し、協議は無期限延期となっている。これには朴大統領の意向が強く反映されているという。
もし今後も協議が開催されないとなれば、これは大統領が与党院内代表との意思疎通に引き続き応じない考えだということを意味する。大統領府の関係者は「(協議の先送りは)ユ氏に対する不満が原因となった対応で、はっきり言えばユ氏を『共に仕事する相手として認めない』という意味だ」と明言した。しかしその一方で「ただし実務レベルでは3者による協議は維持されるだろう」との見方も示した。
大統領府のこの日の雰囲気は、国務会議(閣議に相当)での朴大統領の発言が伝えられた前日よりもさらに強硬だった。与党が前日、大統領に反旗を翻したことが大統領を強く刺激したのだ。上記の大統領府関係者によると、朴大統領は前日与野党が合意した国会法改正案に「拒否権」を行使する際、セヌリ党に対し「拒否権行使の受け入れ」と「ユ・スンミン院内代表の辞任」という二つの要求を突きつけたという。しかしセヌリ党は前日の議員総会で、拒否権の行使は受け入れたものの、ユ・スンミン院内代表の辞任は受け入れなかった。そのため大統領府関係者は「大統領府は国会法改正案に対して明確に反対の意向を伝えていたにもかかわらず、与党はこれを無視して成立させた。その上、与党はユ氏の辞任要求にも応じなかった。これは大統領府の意向を2回無視したことになる」と述べ、大統領府の怒りを伝えた。