女子プロバレーボール、興国生命ピンクスパイダーズのクァク・ユファ(21)=写真=がドーピング検査で陽性となり、6試合の出場停止処分を受けた問題で、「韓薬騒動」が広がっている。
韓国バレーボール連盟(KOVO)は26日、「クァク・ユファが23日に行われた反ドーピング委員会の聴聞会で『韓薬(韓国伝統漢方薬)を飲んだ』と釈明したことと関連し、25日に追加調査した結果、実際に服用したのは韓薬ではなく、ダイエット薬だったと確認された」と明らかにした。クァク・ユファは聴聞会からたった二日でダイエット薬を服用したことを認めたため、聴聞会で偽証したという批判は避けられなくなった。
クァク・ユファは4月に行われたドーピング検査の結果、禁止薬物であるフェンジメトラジン(Phendimetrazine)とフェンメトラジン(Phenmetrazine)が検出され、連盟から6試合の出場停止処分を受けた。これらは向精神薬で食欲抑制効果があり、肥満治療薬などダイエット用に使われる。しかし、クァク・ユファは聴聞会で「母の知人が『体にいい物だ』と言ったので飲んだ」と虚偽の陳述していた。このため大韓韓方医協会は「クァク・ユファのドーピング違反薬物は韓薬とは全く関係ない。法的措置に乗り出す」と表明、騒動が広がっている。
その後のKOVOの追加調査で、クァク・ユファはソウル・江南の肥満クリニックで太ももを細くするため該当の薬を処方されたことが分かった。クァク・ユファはファンの間でアイドル的な選手として人気がある。
今回の騒動で、KOVOと所属チーム・興国生命の選手管理に問題があることが発覚した。「ジャンプが重要なバレーボールで否定的な方法により体重を減らしたのは、ステロイド剤服用と同様に競技力に影響を与える可能性がある」というのがバレーボール専門家らの見方だ。女子バレーボールチームはラウンドごと、または試合ごとに選手たちの体重を測定するほど体重に敏感だ。だが、KOVOが反ドーピング教育をするのは新人選手のオリエンテーション時だけで、それ以降は特に指導を実施していない。
KOVOはクァク・ユファの「聴聞会偽証」に対し、追加の処分や賞罰委員会を開く計画はないとのことだ。
クァク・ユファはこの日、KOVOで「罪悪感から正直に話せなかった」「大韓韓方医協会に謹んでおわび申し上げる」と述べた。