北朝鮮がMERS流入防止に必死 港や空港での検査強化

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの流入を食い止めようと必死になっている。北朝鮮は医療施設が劣悪で医薬品も不足しているため、感染症が流入すると広がりやすい。

 北朝鮮事情に詳しい消息筋は26日、北朝鮮が先ごろ中東諸国で勤務する公館職員や派遣労働者らに帰国の自制を指示したようだと伝えた。

 また、北朝鮮メディアは保健当局がMERSの流入を防ぐため防疫を強化しており、住民に予防教育を行っていると報じた。

 北朝鮮保健省の関係者によると、当局は全国の保健職員に遠距離システムでMERSの危険性などに関する講習を受けさせたほか、国境付近の港や空港での検査・検疫も強化しているという。

 一方、北朝鮮は韓国でのMERS流行が国際社会に深刻な懸念を与えているとし、これは「南朝鮮(韓国)当局の反人民的かつ人命軽視の政策が生んだ必然的な結果」だと批判している。

 北朝鮮は昨年もエボラ出血熱の流行を危惧し、崔竜海(チェ・リョンヘ)朝鮮労働党書記ら海外へ渡航した上級幹部を含めた全住民の21日間隔離を義務付けた。

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