2015年6月29日03時00分
長崎原爆の日(8月9日)に合わせて長崎市で開かれる「青少年ピースフォーラム」に参加する青森市平和大使の任命式が25日、青森市役所であった。市立中学4校の3年生4人が派遣される。
浪打中の佐々木瑛樹(えいき)さん(15)は「これからの平和の大切さを伝えていくのは、ぼくたちの世代。被爆した人の話を聞いたり原爆の怖さを学んだりして、学校のみんなに伝えたい」。佃中の鈴木香奈さん(14)は「戦争や原爆がどんなに悲惨かを学んで平和につなげていけたらいい」と話した。体験発表会は8月下旬以降に2回開かれる予定だ。
また、中学生4人は、同日立ち上がった青森市平和の日等検討委員会(委員長・内海隆青森公立大教授)の会議を見学した。同委は、青森空襲(1945年)のあった7月28日を青森市平和の日とすることなどを検討し、11月に市長に答申する。
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