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「標的型メール」新たな手口に注意を6月29日 4時03分
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企業の社員などを狙ってコンピューターウイルスに感染させる「標的型メール」の被害が広がるなか、会社内のコピー機から送られた文書のように装う新たな手口のメールが相次いで確認され、情報セキュリティー会社やコピー機メーカー各社が注意を呼びかけています。
情報セキュリティー会社などによりますと、新たな「標的型メール」は、会社内のコピー機から社員宛てに送られた電子メールを装うもので、送り主のアドレスは、「scanner@」で始まり、後ろに企業名などが続いています。
添付された文書を開くとコンピューターウイルスに感染し、インターネットバンキングのIDやパスワードを盗み取られるおそれがあるということです。
こうしたメールは、「複合機」と呼ばれる多機能なコピー機に備わった、読み取った文書を電子メールでも送信できる機能が、企業の間で広く利用されていることにつけ込んだもので、今月中旬の一日だけでも世界で2000件余り、日本でも数十件確認され、情報セキュリティー会社やコピー機メーカー各社が注意を呼びかけています。
情報セキュリティー会社、トレンドマイクロの鰆目順介シニアスペシャリストは、「社内から送られたメールを装う巧妙な手口で、心当たりがないメールは絶対に開かず、システムの担当者に確認してほしい」と話しています。
添付された文書を開くとコンピューターウイルスに感染し、インターネットバンキングのIDやパスワードを盗み取られるおそれがあるということです。
こうしたメールは、「複合機」と呼ばれる多機能なコピー機に備わった、読み取った文書を電子メールでも送信できる機能が、企業の間で広く利用されていることにつけ込んだもので、今月中旬の一日だけでも世界で2000件余り、日本でも数十件確認され、情報セキュリティー会社やコピー機メーカー各社が注意を呼びかけています。
情報セキュリティー会社、トレンドマイクロの鰆目順介シニアスペシャリストは、「社内から送られたメールを装う巧妙な手口で、心当たりがないメールは絶対に開かず、システムの担当者に確認してほしい」と話しています。