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3Dプリンター市場 “6年後は3倍以上”
6月29日 4時03分

従来の技術ではなかなか作れなかった製品を安く作り出すことで注目されている3Dプリンターの市場について、今後国内で普及が進むことで、6年後には1100億円規模と去年の3倍以上になるという予測を民間の調査会社がまとめました。
3Dプリンターは立体的な物体についてのデータを基に製品を作り出す装置で、従来の技術ではなかなか作れなかった複雑な形のものを安く作ることができ、日本企業も注目しています。
民間の調査会社「IDCジャパン」によりますと、3Dプリンターと保守点検など関連するサービスの売り上げは、去年、およそ336億円で、前の年より65%増えました。
調査会社では今後も3Dプリンターの販売は伸びるとみており、6年後の平成33年には、およそ1123億円と去年の3倍以上に増えると予測しています。
これについて調査会社では、3Dプリンターの活用が有利だとされる試作品作りで、自動車や医療、建築といった業界で普及が見込まれることや、個人向けにも安価な装置が広がるためとしています。
調査会社では「3Dプリンターは日々進化しており、さらに性能が上がってくれば、中小企業にも導入が広がるのではないか」と分析しています。

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