洗濯機というのは、壊れてしまうとその瞬間に、家事の予定が全て狂ってくるという結構重要な家電です。とくに家族の多い人にとっては、洗濯物がたまり、相当なストレスとなるのでコインランドリーに走ることになります。もしかすると洗濯機がバックアップでもう一台要るのではないかと思ってしまうぐらいです。
我が家は2槽式を愛用。15年修理しながら使いました。その後も2槽式を購入。マイコンが入っていないので部品があれば電気屋さんの修理が可能です。黒カビ防止の意味で脱水機能と別々がいいです。全自動機能すらいらないと私は思います。説明書を一切読まずに操作が可能なところもいいです。
ドラム式洗濯機に関してブログ読者の方より生の情報が寄せられましたのでご紹介します。(紫文字)
ツイッターで 「ドラム式 洗濯機 壊れた」 で検索すると山のように出てきます⇒http://bit.ly/KdsB0X
機種は、4〜5年使用のサンヨー「トップオープンドラム」。当時は最新機種でしたがリコール(発火の恐れ)の前に、無償修理が数回ありました。
「リコールになったから新しいのもってきます」と言われ、そのまま従ったのが敗因(涙)で、次に勧められたのは、これも同じくサンヨーのドラム式AWD-AQ350というものです。ボロボロの説明書。訳の分からない動作が多かった証拠です。
●ドラム式洗濯機の問題点
・ドラム式はたたき洗⇒繊維がつぶれて布が傷む。(ガーゼ地はひと夏で傷みを感じた)
・タオルを洗ったらごわごわ。だから脱水後にタオル仕上げ運転あり(脱水後、ドラムを約10分回転させ、タオルのパイル倒れを直す機能)⇒無理。固いまま。柔軟剤が必須。
・「やわらか運転仕上げ」(乾燥後)しわを減らし、柔らかな仕上げを保つため、「乾燥終了後5〜10分毎にドラムの回転を10秒間繰り返します」⇒最長2時間。
・脱水が弱い。ドラムが大きいから回りにくいのか、遠心力の問題かも。ななめドラムは不安定だから、そのせいもあると思う。
●節水機能
節水機能というのは、聞こえはいいけど、要は乾燥機能をちゃんと働かせるためだと思う。洗剤が良く泡立つと(その方が汚れ落ちはいいんだけど)泡が乾燥のヒーター部分について、漏電する。泡をたてて洗う石けん洗濯は、少し泡立つとすぐ排水して泡消し機能が働く。しかもすすぎが多くなるので、石鹸洗濯の人にとっては節水ではない。
●ななめドラム
絶対おすすめしない。洗濯物がドラムの底にたまってバランスがとれず、高速で回らないことがある。固まったら、ドラムが回らないので、なにやら頑張って動いているけど、ほっといたら、洗濯物のかたまりをほぐすためまた水を出して回して排水、脱水しようとする。
ドラム式で洗ってはならないものに「バスマット」。重いものは、固まりやすいので。対策として、ジーパンなどほかに重たいものを入れる。
洗濯ネット1つにデリケートな衣類を入れると、バランスがとれずドラムの底に固まる。だから、ネットをいくつかに分けないといけない。ドラム式は生地が傷むので、ネットに入れる数は多い…。めんどくさい…。防水性の、ウインドブレーカーとかおむつカバー、たぶん防水シーツも洗っちゃダメ。
「脱水中にドアが開いたり、異常振動によるけが、本体・壁・床などの破損、衣類の損傷、水漏れ被害のおそれがある」らしい。
●使わない機能〜エアウォッシュ 棚乾燥 カビガード 槽洗浄
問題だらけの洗濯機、新しくするのは無理なので、壊れるまで使いますが…。
(管理人より)タッチパネルに驚きました! 説明書もなんのことやらわかりません。50pもあるの??使いこなせない!たかが、下着などを洗濯するのに、こんなに操作が複雑ってあり??デジタル音痴とかそういう問題でなく、まず無駄な機能を持たせ過ぎているということです。
しかも、一つのイレモノで、自動で乾燥までするというのは、工業製品の機械としてまず間違いだと考えます。
元々の熱エネルギーの半分以上をロスして作った電気エネルギーを、また熱に変えて使うのは省エネではないと思います。
電気エネルギーは、動力や照明や通信など他のエネルギー源では代替できない用途に使ったほうがいいわけですから。
ここで東京電力のHPを見ると、驚くようなPDFが出てきます。電力会社が洗濯機の選び方まで指図するとは!そこにはバッチリ、ドラム式の名前があります。ちなみになぜか「2槽式」の文字はありません。節水、省エネなど、お得感、エコ感を全力アピール。
電気製品選びの豆知識
洗濯乾燥機の選び方について、くらしに役立つ+αの情報をご紹介します。
そして東京電力はヒートポンプを全力で勧めています。 ⇒ヒートポンプ式の洗濯乾燥機は、ヒーター式より省エネなの?
最下段に東芝(原子炉メーカー)の文字!
ヒーター式は確かに無駄かもしれませんが、どうにかしてヒーター式から買い換えさせようとする魂胆見え見え。ヒーター式でも、外干し後に少し使うなど使用回数が少なければ買い換える必要はないと思います。
ヒートポンプ 壊れた のツイッター検索 ⇒http://bit.ly/1jW8ox5 なぜかエコキュートまで出てくる。
こんなに壊れやすいドラム式洗濯機。20万円近く出して、あっという間に故障、修理代、買い替え、なんかおかしいと思いませんか?
ドラマの生活シーンなどでドラム式洗濯機が出てくるときがあります。スタイリッシュでおしゃれな暮らしをする主人公がドラム式洗濯機で洗濯。そういうのに憧れて、うっかり買ってしまったら、あれ?こんなんじゃなかった!となるわけです。
原子力ムラいちおしの洗濯機、それがドラム式洗濯機。
結局、ドラム式洗濯機というのは、高額なわりに長持ちせず4〜5年で買い替えでゴミになるものも。高機能でも、たいして使わない、使えない。消費電力も低いかどうかは、前のと比べてるわけではないから実質確認できない。節水出来てるかどうかも実際には確かめられないです。使い方にもよるし、自動なのでどうなるかわかりません。買ってしまったら終わり。経済合理性なし。
この東電の電気製品選びのポイントのPDFに、いっさい製品寿命やゴミ問題について触れていないところも重要。
さらにドラム式洗濯機は縦型よりも節水になるの? より
パナソニックの文字。三洋電機と、パナソニックは合併したのでHPを見ると http://panasonic.co.jp/sanyo/
パネルがど〜ん!!巨大すぎ!
電力会社⇒原子炉メーカー=家電メーカー=再エネメーカー
何度も言ってますが、「再エネは原発体制を補完する新利権構造 」。
洗濯機という主婦にとっての超必需家電製品に、グイグイ原子力ムラが入り込んできてるわけです。足元見られてる!
原発反対なら原子力ムラ企業の不買運動しなければならないのに、結局は原子力ムラを儲けさせてしまう私たちの暮らしってどうなんでしょうか?
「おばあさんが川へ洗濯に」の世界は実は理想かもしれません。
私はせめて2槽式で、合成洗剤を使わず、できるだけ、石鹸少しで、洗濯回数減らしたいなと考えています。