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 暑い夏が目前です。スポーツやレジャーに、よく冷えた飲み物がほしくなります。そんな時に役立つのが冷凍できるペットボトル飲料。長時間冷たく、熱中症対策をうたう商品もあり、品ぞろえが増えています。

 大阪府吹田市の「ローソン広芝店」は、5種類の冷凍ペットボトル飲料を置く。一年中並ぶ定番の商品だが、三浦啓誠店長は「やっぱり7~8月が一番売れますね」という。真夏でも長時間冷たくて外出時に重宝し、飲むだけでなく弁当の保冷剤代わりにもなる。

 サントリー食品インターナショナル(東京都)によると、出荷本数は業界推計で年2400万本ほど。冷凍用のため、自販機には置きにくく、販路はコンビニなどが多い。ペットボトル飲料全体からみるとまだごくわずかだが、種類と本数ともにじわりと増えた。

 誕生のきっかけは消費者の声だ。「冷凍したボトルをゴルフ場に持って行ったが、ラベルが破れた。冷凍用の商品はできないのか」

 そんな要望をきっかけに、日本サンガリアベバレッジカンパニー(大阪市)が2003年に発売したのが「氷晶」シリーズだ。

 凍らして中身が膨らんでも容器が破損しないよう、それまでの円筒状でなく、四角形のボトルにした。ラベルやキャップも冷凍に耐えられる強度の素材に。同社は「業界初の冷凍対応のボトル飲料だった」という。その後、ほかのメーカーも冷凍対応を始めた。

 近年は冷凍できるだけでなく、熱中症を防ぐ効果をうたった商品も目立つ。

 全国清涼飲料工業会は、100ミリリットルあたり40~80ミリグラムのナトリウムを含む清涼飲料水に対し、「熱中症対策」とラベルなどに表記できると定めている。ナトリウムを豊富に含んでいると、汗をかいた際に失われる塩分を補給でき、熱中症を起こしにくいという。(岩沢志気)

■ナトリウム豊富