山崎啓介
2015年6月28日05時25分
今年の7月1日は、いつもより1秒長い1日になる。午前9時直前に、3年ぶりに「うるう秒」が挿入されるからだ。平日の実施は日本では18年ぶり。情報通信技術が広がるなか、わずか1秒の違いがトラブルを招きかねない。企業などが対応を迫られる一方、国際社会では存廃も議論になっている。
地球の1日の長さは一定でない。潮流による海水と海底の摩擦、エルニーニョ現象などの影響、地球内部のマントルの動きなど様々な影響が合わさり、不規則に変化している。このばらつきを調整するために導入されたのが「うるう秒」だ。
かつて使われた世界時(UT1)は、地球の自転をもとに天文学的に決めていた。1周にかかる時間を24時間とし、1秒の長さを割り出す。このため、1秒の長さも変化する。
残り:1704文字/本文:2033文字
おすすめコンテンツ
PR比べてお得!