終戦70年を前に、戦争や平和について絵本を通じて知って、考えてもらおうと、県立図書館の子ども図書室で27日から「あの日を忘れない~考えよう、戦争と平和」が始まった。7月18日まで。

 80冊を展示。「ちいちゃんのかげおくり」や「ひろしまのピカ」など戦時中を振り返る絵本を集めた「あの日のできごと」と、「地雷ではなく花をください」など国際問題や平和そのものを伝える「平和な世界のために」の二部構成。貸し出しはされていない。

 会社員の一岡貴博さん(41)は息子の柊真(しゅうま)くん(5)と2人で足を運んだ。「私たちの世代は子どもたちに戦争体験を伝えられない。戦争は幸せなことじゃないと、子どもたちが学べる良い機会ですね」

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