７９歳母親と５５歳長男死亡 無理心中か

6月27日 20時36分

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２７日、東京・葛飾区のアパートの敷地内で７９歳の母親と５５歳の長男の親子２人が倒れているのが見つかり、まもなく死亡しました。警視庁は、母親が足が悪く、廊下の手すりを乗り越えることが難しいことなどから、長男が母親を転落させたあと自分も飛び降りて無理心中を図ったとみて調べています。

２７日午前９時ごろ、葛飾区亀有の６階建てのアパートで、誰かが転落したようだという通報がありました。
警察官や救急隊員が駆けつけたところ、アパートの敷地内で７９歳の母親が倒れていて、そこから十数メートル離れたところに５５歳の長男が倒れているのが見つかりました。２人は病院に運ばれましたが、およそ１時間後、死亡しました。
警視庁の調べによりますと、２人は４階の部屋で一緒に暮らしていて、最上階の６階の廊下の手すりには乗り越えたような跡が残っていたということです。
母親は足が悪く、高さ１メートル余りある手すりを自分で乗り越えることは難しいことなどから、警視庁は、長男が母親を転落させたあと自分も飛び降りて無理心中を図ったとみて、当時の状況を詳しく調べています。