韓国、MERS懸念で国際線4000便超が運休へ、中国便が88%―韓国メディア

配信日時:2015年6月27日(土) 15時15分
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25日、韓国で中東呼吸器症候群が拡大したことを受け、同国の国土交通部に運休申請のあった国際線は4044便に上ることが分かった。写真は仁川空港。
2015年6月25日、韓国・亜洲経済(中国語電子版)によると、韓国で中東呼吸器症候群(MERS)が拡大したことを受け、同国の国土交通部に運休申請のあった国際線は4044便に上る。

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国土交通部によると、運休する便数は6〜7月が計3389便、6〜10月が計4044便。正常運行便数から6〜7月は10.7%減、6〜10月は5%減となる。

4044便に占める割合は、中国便が88%(3557便)、台湾便が8.5%(344便)、日本便が2.4%。

空港別では、済州空港が1550便(38.3%)で最多。仁川空港が1523便、金海空港が391便、清州空港が208便、務安空港が156便、大邱空港と襄陽空港が各80便、金浦空港が56便。

航空会社別にみると、外資航空会社が韓国資本航空会社の約3倍となった。

韓国資本航空会社の運休数は計1102便。大韓航空が553便、アシアナ航空が129便。

外資航空会社の運休数は計2942便。中国資本航空会社(中国東方航空、中国南方航空、中国国際航空、上海航空、春秋航空)は2564便で全体の87%を占める。(翻訳・編集/柳川)

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