【ニューヨーク=共同】米娯楽・メディア大手のウォルト・ディズニーは、米国や欧州などで展開するテーマパークで「自撮り棒」を使った撮影行為を全面的に禁止すると決めた。米メディアが26日報じた。
自撮り棒は、自分の姿を自身で撮影する際にスマートフォンなどに取り付けて使われる。これまでも乗り物での使用を禁じていたが、乗客が自撮り棒を取り出しジェットコースターが緊急停止するなどのトラブルが相次ぎ、全面的に使用を禁じることにした。
全面禁止は米国のディズニーワールド(フロリダ州)とディズニーランド(カリフォルニア州)で今月30日から。パリや香港のディズニーランドは7月1日から。
東京ディズニーリゾート(千葉県浦安市)は、既に自撮り棒を含めた撮影補助機材の園内での使用を禁止している。
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