安塚 菱ヶ岳 2015.05.30 [登山、トレッキング]
こんばんは。
新潟県上越市安塚区の 菱ヶ岳(標高 1,129m)に登りました。

キューピッドバレイスキー場の正面にでんとそびえる菱ヶ岳。標高はそれほど高くはありませんがスキー場の盟主的存在の山です。なお、新潟県内には同じ名前の菱ヶ岳が下越の五頭山系にもありますので、タイトルに安塚をつけさせていただきました。
登山口はキューピッドバレイスキー場中腹にある菱ヶ岳グリーンパークです。

登山口らしき案内はありませんでしたが、まずはスキー場のゲレンデをゴンドラリフト山頂駅に向けてひたすら登ります。

斜面からムンムンとした熱気があがってきてかなり暑いです。しばらく登ると菱ヶ岳が間近に見えてきました。下写真で見える菱ヶ岳の左側を通り背後へ大きく回り込んで登ることになります。

上写真とほぼ同じ場所、冬はこんな景色でした。

さらにゲレンデを登るとゴンドラリフト山頂駅が見えてきました。

このあたりにどんどん清水という水場があるとのことですが、雪が残っている箇所もあり、よく分かりませんでした。
ゴンドラ山頂駅に設けられた案内看板。ここからようやく登山道らしくなります。

山頂駅付近は湿地帯になっていてミズバショウが咲いていました。

菱ヶ岳の背後に回る沢筋にはたくさんの雪が残っていました。雪の上をショートカットしていけるので楽です。

残雪とブナ林。もう 6 月になろうかというのに、標高 1,000m ほどの場所でこれほどの雪がまだ残っているとは。

やがて菱ヶ岳南側の斜面に取りつくと雪がなくなり、ひと登りすると菱ヶ岳山頂です。

山頂には薬師様が祀られた祠があります。菱ヶ岳は山岳修験の道場として明治初期まで女人禁制だったそうです。案内看板に菱ヶ岳の名前の由来が次のように書かれていました。
”菱ヶ岳は、安塚から見ると台形に見えるが、上越市方面からは三角形に見える。その形から名付けられたものらしく、天保 8 年刊行の「北越雪譜」(鈴木牧之著)の中で「さて松之山の庄内に菱山といふあり、山の形三角なるゆえの名なるべし」と紹介されている。”
山頂南側は信越トレイルが走る関田山脈の稜線が見えます。北側は急傾斜で切れ落ちていて、その下はキューピッドバレイスキー場のゲレンデが、さらに周囲の棚田が眺められました。

手元のガイドブックではもう一つの登山口、不動滝へと下り車道を戻るルートが紹介されていますが、沢筋は雪が多く車道もまだ冬期通行止めでどのような状態か分からないので、来た道を引き返すことにしました。
雪が多く残っている沢筋をあらためてよく見ながら下ると、氷河のように徐々に雪が流れているのか、または雪崩があったのか、傾いている木、岩に打ち付けられている木、ねじれ曲がった木が見られました。



三角屋根はゴンドラリフトの山頂駅。登山した日の翌週日曜日 6 月 7 日に菱ヶ岳山開きのイベントがあり、登山者のためにゴンドラリフトが臨時運行したようです。

登山したのは 5 月 30 日、菱ヶ岳グリーンパーク 11:10 → ゴンドラ山頂駅 11:45 → 12:25 菱ヶ岳山頂 12:55 → 菱ヶ岳グリーンパーク 13:40 の行程で、スキー場のゲレンデ内を黙々と登るのはつらいですが、約 2 時間半ほどの手軽な登山でした。
新潟県上越市安塚区の 菱ヶ岳(標高 1,129m)に登りました。
キューピッドバレイスキー場の正面にでんとそびえる菱ヶ岳。標高はそれほど高くはありませんがスキー場の盟主的存在の山です。なお、新潟県内には同じ名前の菱ヶ岳が下越の五頭山系にもありますので、タイトルに安塚をつけさせていただきました。
登山口はキューピッドバレイスキー場中腹にある菱ヶ岳グリーンパークです。
登山口らしき案内はありませんでしたが、まずはスキー場のゲレンデをゴンドラリフト山頂駅に向けてひたすら登ります。
斜面からムンムンとした熱気があがってきてかなり暑いです。しばらく登ると菱ヶ岳が間近に見えてきました。下写真で見える菱ヶ岳の左側を通り背後へ大きく回り込んで登ることになります。
上写真とほぼ同じ場所、冬はこんな景色でした。
さらにゲレンデを登るとゴンドラリフト山頂駅が見えてきました。
このあたりにどんどん清水という水場があるとのことですが、雪が残っている箇所もあり、よく分かりませんでした。
ゴンドラ山頂駅に設けられた案内看板。ここからようやく登山道らしくなります。
山頂駅付近は湿地帯になっていてミズバショウが咲いていました。
菱ヶ岳の背後に回る沢筋にはたくさんの雪が残っていました。雪の上をショートカットしていけるので楽です。
残雪とブナ林。もう 6 月になろうかというのに、標高 1,000m ほどの場所でこれほどの雪がまだ残っているとは。
やがて菱ヶ岳南側の斜面に取りつくと雪がなくなり、ひと登りすると菱ヶ岳山頂です。
山頂には薬師様が祀られた祠があります。菱ヶ岳は山岳修験の道場として明治初期まで女人禁制だったそうです。案内看板に菱ヶ岳の名前の由来が次のように書かれていました。
”菱ヶ岳は、安塚から見ると台形に見えるが、上越市方面からは三角形に見える。その形から名付けられたものらしく、天保 8 年刊行の「北越雪譜」(鈴木牧之著)の中で「さて松之山の庄内に菱山といふあり、山の形三角なるゆえの名なるべし」と紹介されている。”
山頂南側は信越トレイルが走る関田山脈の稜線が見えます。北側は急傾斜で切れ落ちていて、その下はキューピッドバレイスキー場のゲレンデが、さらに周囲の棚田が眺められました。
手元のガイドブックではもう一つの登山口、不動滝へと下り車道を戻るルートが紹介されていますが、沢筋は雪が多く車道もまだ冬期通行止めでどのような状態か分からないので、来た道を引き返すことにしました。
雪が多く残っている沢筋をあらためてよく見ながら下ると、氷河のように徐々に雪が流れているのか、または雪崩があったのか、傾いている木、岩に打ち付けられている木、ねじれ曲がった木が見られました。
三角屋根はゴンドラリフトの山頂駅。登山した日の翌週日曜日 6 月 7 日に菱ヶ岳山開きのイベントがあり、登山者のためにゴンドラリフトが臨時運行したようです。
登山したのは 5 月 30 日、菱ヶ岳グリーンパーク 11:10 → ゴンドラ山頂駅 11:45 → 12:25 菱ヶ岳山頂 12:55 → 菱ヶ岳グリーンパーク 13:40 の行程で、スキー場のゲレンデ内を黙々と登るのはつらいですが、約 2 時間半ほどの手軽な登山でした。
2015-06-27 21:10
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